2018年(平成30年)ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
日本独特のお正月の習慣として、また、普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、私たち日本人にとって欠かすことのできないのが年賀状のやりとり。株式会社パイロットコーポレーションでは首都圏のビジネスパーソンを対象に、日本人の書き文字文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに今回で38回目となる「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を実施しました。まず、2018年の年賀状を出すかどうか尋ねたところ、「出す」と答えた人は73.1%に留まり、過去最低の数値(2017年:77.0%)を更新しました。年賀状を出す理由では、「新年の挨拶として」78.7%、「日頃、御無沙汰しているので」44.4%、「お世話になっている(なった)ので」30.8%が上位に挙げられ、新年の挨拶はもちろん、日頃のお礼などに年賀状を使っていることがわかります。一方、年賀状の予定で、年賀状を「出さない」と答えた人に出さない理由を尋ねてみると、「準備が面倒」55.2%、「メールで代用」50.0%が上位に挙げられましたが、3位には「LINEで代用」31.9%が入りました。年賀状を出すことを面倒だと考えている人が多いものの、メールやLINEで代用するという意見も多く、新年のあいさつをする人は多いようです。年賀状を出す相手は、例年と変わらず、「友人・知人」82.5%、「親類関係」76.2%、「会社等の上司」43.8%が上位に入りました。実際にもらう年賀状について、年賀状をもらって一番気になるところは何かを尋ねたところ、「添えられたメッセージの内容」74.9%が1位、次いで「デザインのおもしろさ」12.1%の順となりました。また、「字の巧拙/その人ならではの文字(個性)」2.8%という声もあり、年賀状を出す人のオリジナリティが発揮される部分を気にしている人が多いようです。年賀状の手書き箇所の有無を尋ねました。すると、94.6%の人が「手書き箇所がある」と答えました。「手書き箇所がある」と答えた人に年賀状を手書きする理由を尋ねると、「気持ちが伝わる感じがするから」62.1%がトップとなり、次いで「自分が手書きの年賀状をもらうとうれしいから」44.0%の順となりました。やはり、年賀状を通じて、日頃の気持ちや自分がされるとうれしいことを返したいという思いを表しているようです。また、年賀状の手書きに使う筆記具について尋ねてみると、8割近い人が「ボールペン」78.5%と答えました。インキやインキカラーなど様々な種類があることから支持を集めたのではないでしょうか。次いで「サインペン」22.8%、「筆ペン」22.1%が続きました。