値上げに関する消費者意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2014/01/07~2014/01/14
  • 調査対象
  • 住信SBIネット銀行の個人顧客で、全国30歳~69歳の男女 4,341名
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)【消費税増税は、家計悪化の追い打ちになると思う】の項目にどの程度あてはまるか尋ねたところ、『あてはまる』は7割(71.3%)、『あてはまらない』は1割以下(8.6%)となりました。消費税増税が家計の悪化に繋がるとの意見が多数派で、「非常にあてはまる」と回答した強い肯定意見のみに絞ってみても、3人に1人の割合(32.8%)となっています。次に、今年4月の消費税増税前に駆け込み購入する予定の商品・サービスを尋ねたところ、『食品・飲料』群(商品群に該当する品目をいずれか1つ以上選択した割合、以下同様)は3割半(35.6%)、『日用品・トイレタリー』群(26.9%)や、『家電・電子機器』群(25.4%)では2割半となりました。そのほか、予定している割合は低いものの、「自動車」(7.8%)や『住宅』群(7.5%)などの高額商品もみられました。また、『食品・飲料』群の品目について細かくみると、「ビール・発泡酒・ビール風アルコール飲料」(18.1%)や「米」(17.4%)が上位に並び、『日用品・トイレタリー』群では、「トイレットペーパー」(22.1%)や「ティッシュペーパー」(19.2%)が、『家電・電子機器』群では「パソコン」(11.7%)が最多となりました。続いて、デフレ脱却についての意識を尋ねたところ、【デフレ脱却は、経済再生に必要だと思う】の意識に『あてはまる』割合は6割(58.7%)となりました。他方で、【デフレ脱却は、家計を苦しめると思う】の項目に対しては、『あてはまる』が5割(50.6%)となっています。また、【デフレ脱却には、賃金の上昇が必要だと思う】では、『あてはまる』が8割半(83.5%)、「非常にあてはまる」との強い肯定意見のみに絞ってみても5割(51.0%)となりました。最後に、世帯の収入が今後1年間でどのように変化する見込みか質問したところ、『上がる』(「非常に」+「やや」、以下同様)が1割半(13.4%)、「変わらない」が5割半(53.3%)、『下がる』(「非常に」+「やや」、以下同様)が3割半(33.3%)となりました。

調査結果

【消費税増税は、家計悪化の追い打ちになると思う】(どの程度あてはまるか、単一回答形式)(単位:%)
今年4月の消費税増税前に駆け込み購入する予定の商品・サービス(複数回答形式、全体 n=4,341)
【食品・飲料】(単位:%)
【日用品・トイレタリー】(単位:%)
【家電・電子機器】(単位:%)
【自動車・衣料品・住宅・その他】(単位:%)
どの程度あてはまるか(項目ごとに単一回答形式、全体 n=4,341)(単位:%)
世帯の収入が今後1年間でどのように変化する見込みか(単一回答形式、単位:%)
調査実施先:住信SBIネット銀行株式会社調べ