働く女性の「仕事観とワーク・ライフ・バランス」に関する意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2013/10/11~2013/10/13
  • 調査対象
  • 全国の20歳代~50歳代の既婚有職女性 500名(20代 125人、30代 125人、40代 125人、50代 125人)
  • 調査方法
  • インターネットによるアンケート記入式

調査結果の概要

((1)より続く)『仕事における“女性の武器”』について質問したところ、『理想』として挙げられたのは、「笑顔」(55.4%)が最も多く、次いで、「コミュニケーション能力」(54.0%)、「優しさ」(49.0%)と続きました。『武器にしていること』では、「笑顔」(32.6%)が最多となりました。「職場の上司や部下に言われて嬉しかった言葉」については、「笑顔がいい」「まじめ」「気が利く」など、自分の人柄を褒める言葉に関する回答が多くなりました。次に、「ワーク・ライフ・バランスの実現度」を尋ねたところ、回答は50%から90%未満に集中し、全体の約7割を占めました。全体の平均は約60%(59.9%)で、雇用別で比較すると、「派遣・契約社員」(65.1%)が全体平均を上回り最も多く、次いで「パート・アルバイト」(60.1%)が続きました。また、ワーク・ライフ・バランスの実現度が高い人の回答には、「仕事の時間が短い」「定時で帰れる」「家族の協力がある」や「好きなことをしている」といった理由が目立ちましたが、実現度が低い人の回答には、「仕事がメイン」「仕事に忙殺される」と、仕事の忙しさに関する理由が大半を占めました。『ワーク・ライフ・バランスの実現度をより上げていくには、どのようにしたらいいと思いますか』との質問には、「時間の管理、有効化」(60人)という回答が最も多くなりました。続いて、子供がいる方に対し、『物事の考え方に変化はありましたか』と質問したところ、20代と30代では「仕事の効率化、時間の大切さ、時間の管理」、40代と50代では「子供が第一優先の生活になった」という回答が最も多くなりました。『夫の家事への貢献度について採点するとしたら何点をつけますか』と質問したところ、全体的に回答が万遍なく散らばる結果となり、全体の平均は約53点(52.8点)でした。夫の家事貢献度の理由を質問すると、「ほとんど何も手伝ってくれない」(94人)、「なんでもやってくれる」(91人)が1位と2位になりました。最後に、『夫の口から言われたら嬉しい一言を教えてください』と質問したところ、「ありがとう、感謝してます」(210人)と、感謝を伝える言葉が圧倒的に多い結果となりました。続いたのは、「ありません、何を言われてもうれしくない」(83人)で、もはや夫からの褒め言葉は期待していない気持ちの表れかもしれません。次いで、「(料理)がおいしい」、「頑張ってるね、お疲れ様」、「かわいい、きれい」など褒めたり称えたりする言葉に関する回答が続きました。

調査結果

仕事における“女性の武器”とは何だと思いますか。「理想」と「自分が武器にしていること」を、見た目や内面を含めてお答えください。
【理想】(複数回答、10項目抜粋)(単位:%)
【武器にしていること】(複数回答、単10項目抜粋)(位:%)
職場の上司や部下に言われて嬉しかった言葉を教えてください。(自由回答、単位:人)
ワーク・ライフ・バランス(働く全ての方々が、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方)を、あなた自身はどのくらい実現できていると思いますか。0から100%の間で実現度を教えてください。
【全体】(自由回答、単位:人)
【雇用別比較】(自由回答、単位:%)
今後、ワーク・ライフ・バランスの実現度をより上げていくためには、どのようにしたらいいと思いますか(自由回答、10項目抜粋)(単位:人)
夫の家事への貢献度に対して採点するとしたら何点をつけますか。(自由回答、※100点を満点とします)(単位:人)
夫の口から言われたら嬉しい一言を教えてください。(自由回答、単位:人)
調査実施先:長瀬産業株式会社/株式会社ナガセ ビューティケァ