消費税に関する調査

調査結果の概要

株式会社マクロミルは、全国の20～69歳の男女を対象に、「消費税に関する調査」を実施しました。まず、消費税率が8％に引き上げられる2014年4月以降、どの程度節約するかをたずねると、68％が“節約する”と回答しました。（「大幅に節約する」22％＋「やや節約する」46％の合計）何を節約したいかをたずねたところ、「日々の食費・飲料費」69％が最も多くなり、その理由として、「毎日のことで、取り掛かりやすい、大きく節約できそう」「おやつ、ジュース、お酒などが減らせそう」などがあげられました。次いで、「外食・飲み会費」66％、「洋服、ファッション雑貨費」64％となり、日々のちょっとした贅沢に対しての節約意識が高まりそうです。節約モードがうかがえる中、一方では駆け込み需要への期待の声も聞かれます。そこで、消費税率8％引き上げ前に買っておきたいものや、それを見越してすでに買ったものがあるかたずねました。その結果、「ある」と回答した人は全体の31％となり、現時点で、3人に1人は消費増税を意識した買い物をするという実態が明らかになりました。増税を見越した消費があると回答した人に、何を買いたいか（すでに買ったか）をたずねたると、「家電製品」が断トツで49％となり、増税を見越した買い物をする人の2人に1人は家電製品を買いたいと考えていることがわかりました。買いたい家電製品の種類は、「パソコン」「冷蔵庫」「洗濯機」「テレビ」などがあげられました。次いで、2位は「車、バイク」27％、3位は「住宅関連」「日用品」15％となりました。2014年4月の増税のタイミングまでには、大きな消費の山である年末商戦もひかえており、これらに注目が集まりそうです。

調査結果