育児休業3年化と待機児童問題に関する意識調査 |
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調査結果の概要
メディケア生命保険株式会社は、未就学児の子どもを持つ20才~49才女性を対象に、「育児休業3年化と待機児童問題に関する意識調査」を実施しました。はじめに、現在の就労状況について聞いたところ、現在職業に「就いている」が33.3%となり、未就学の子どもを持つママで仕事についている人(育児休業中を除く)は3人に1人という結果になりました。しかし、就労状況は子どもの年齢(※)によって差が見られ、子どもの年齢が上がるにつれ就業している割合が上昇しています。(※年齢は、現時点の年齢ではなく、今年度(2013年4月2日~2014年4月1日)何歳になるか(なったか)聞いた結果。)続いて、希望する就業形態について聞いたところ、最多は「パート・アルバイト」(44.5%)となりました。就業形態別にみると、現在「専業主婦」の人では、「パート・アルバイト」(51.6%)が最も多く、「正社員(フルタイム)」の人では、現状と同じ「正社員(フルタイム)」(54.2%)が最多となりました。自分自身が本来的に志向するワークスタイルがどのようなものか聞いたところ、「家庭生活重視だが、ごく短時間の仕事を続けたい『パートママ派』」が44.0%、「仕事と家庭のバランス重視の『ゆるキャリ派』」が36.4%、「仕事はせず、家庭生活に専念したい『専業主婦ママ派』」は16.6%、「仕事中心でキャリア重視の『バリキャリ派』」は3.0%となりました。安倍政権が掲げた「育児休業3年化」について、志向するワークスタイル別に見ると、賛成派が多数を占め、『賛成する』の割合は、『パートママ派』73.4%、『専業主婦ママ派』72.9%、『ゆるキャリ派』68.1%、『バリキャリ派』66.6%となりました。また、実際に取得したいと思う育児休業期間は、「1年以上~1年半未満」22.7%が最多となりました。就業関係のメリットとして、【出産・育児のための退職が減る】は、67.9%が『そう思う』(「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計、以下同様)となり、約7割の未就学児のママが、育児休業3年化によって、出産・育児による本人が意向しない退職は減ると考えていることがわかりました。一般的に述べられている育児休業3年化の問題点について、『そう思う』が高くなったのは、【育休後の職場での活躍を困難にする】88.8%、【不当な解雇が増える】81.2%となりました。安倍政権が打ち出した「2017年度末までに待機児童ゼロ」について、【この施策の実現を期待する】とした人は75.6%(「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計)でした。「社会で活躍する女性」のイメージに合う、憧れのママタレントは、1位「江角マキコさん」、2位「北斗晶さん」、3位「松嶋菜々子さん」と続きました。
調査結果
- 実際取得したいと思う育児休業の期間(単一回答形式、単位:%)
- 児休業3年化に対する意見についてどのように思うか
【就業関係のメリット】(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%) - 育児休業3年化に対する意見についてどのように思うか(単一回答形式、単位:%)
- 「2017年度末までに待機児童ゼロ」についてどのように思うか(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
- 『社会で活躍する女性』のイメージに合う、憧れのママタレント(自由回答形式)
順位 全体【n=1000】 件数 1位 江角マキコ 99 2位 北斗晶 73 3位 松嶋菜々子 69 4位 辻希美 64 5位 篠原涼子 62 6位 神田うの 41 7位 千秋 26 8位 安室奈美恵
小倉優子14 10位 くわばたりえ 24