夏休みの宿題に関する意識調査

調査結果の概要

株式会社バンダイは、小学生（6歳～12歳）のお子様の保護者の方を対象に、「夏休みの宿題に関する意識調査」を実施しました。まず、夏休みの宿題の定番である自由研究について、実施する際の情報源を聞いたところ、「母親のアドバイス」34.9％が最多となり、2位の「父親のアドバイス」13.9％と合わせて約半数の子どもが親のアドバイスを参考に自由研究を決めていることが分かりました。また、親世代が小学生時代に利用した情報源については、「母親のアドバイス」26.5％、「本（図鑑など）」13.9％、「父親のアドバイス」10.1％が、上位を占めました。今と昔を比較すると、親世代では3位だった「父親のアドバイス」が、子ども世代では2位にランクアップしていることから、子どもの教育・育児に積極的に関与する父親が増えていることが、この結果からうかがえます。実際に出される宿題の中で、好き（得意）か、嫌い（苦手）か尋ねたところ、好き・嫌い共に算数と国語のドリル・プリントがランクインする結果となりました。そのうち、「算数の宿題が好き」と答えた子どもの64.3％が男児なのに対し、「算数の宿題が苦手」と答えた子どもの65％が女児となり、国語のドリル・プリントについては、好きと答えた子どもの60％が女児なのに対し、苦手と答えた子どもの64％が男児という結果となり、男女によって好き・嫌いの傾向を見て取ることができます。「読書感想文」については、男児・女児ともに苦手と感じているようです。さらに、親御さんたちにも小学生時代を思い出していただき同様の質問をしたところ、嫌い（苦手）な宿題の1位は、「読書感想文」30.8％となりました。今年の夏休みの宿題の量については、「多いと思う」「非常に多いと思う」と回答した子どもが半数以上を占める一方で、半数以上の親は「適切」と感じ、また、約23％の親が「少ないと思う」と答えていることから、親子で宿題の量に関する受け止め方が全く異なることが分かりました。今年の夏休みの宿題をいつ頃までに終わらせる予定か聞いたところ、「前半に終わらせる予定」約37％、「中頃に終わらせる予定」約40％が最も多く、7割以上の子どもが「夏休みの中頃までに終わらせる予定」であることがわかりました。一方、例年の宿題を終わらせた時期については、「中頃までに終わらせた」は5割程度に留まり、「後半に終わらせた」35.9％が最も多くなりました。この結果には、今年の予定とギャップがあり、夏休みの後半に宿題に追われるという例年の反省を踏まえ、なるべく前倒しで終わらせようと考えていることが推察できます。

調査結果