大学入試に関する調査

  • 調査期間
  • 2011/05/06~2011/05/09
  • 調査対象
  • 全国の15歳~59歳の男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • モバイルリサーチ

調査結果の概要

モバイルリサーチを展開するネットエイジア(株)では、大学入試に関する調査をモバイルリサーチにより実施しました。まず始めに回答者全員に、2011年3月、大学が被害届けを出し、偽計業務妨害容疑で大学入試でカンニングをした予備校生が警察に逮捕されましたが、疑問や違和感を感じることはありますか?と尋ねました。「非常に感じる」と回答したのは25.7%で、「ある程度感じる」と回答した44.1%と合わせると7割(69.8%)が『疑問や違和感を感じる』と回答しました。一方、『疑問や違和感を感じない(「全く感じない」10.5%と「あまり感じない」19.7%の合計)』と回答したのは30.2%でした。 性年代別で比較を行うと、20代女性では75.0%が『疑問や違和感を感じる(「感じる」と「ある程度感じる」の合計)』と回答したのに対して、20代男性では58.0%であり、同年代であっても性別によって事件の捉え方に大きな差があることが明らかになりました。年代別で『疑問や違和感を感じる』の回答割合が高かったのは、10代と50代でそれぞれ73.0%、72.5%と7割強に達しました。続いて、大学入試の運営において、社会的に守られるべきこと、大切なことは何だと思いますか?と尋ねたところ、最も多かったものは「試験の公正性」80.5%でした。以下「カンニング等不正行為を防止する監視体制」65.5%、「インターネット、携帯電話やスマートフォンを活用したハイテクな不正行為を防止する環境」56.8%と続きました。続いて、今の日本の『大学教育』『大学卒業の学位』『大学生生活』に、どのような価値や魅力を感じますか?と尋ねました。最も多かったものは「好きな学問を学ぶことができる」55.2%でした。以下「友人ができる」40.1%、「世の中や社会に貢献するための能力を身に付けることができる」36.8%と続きました。

調査結果

2011年3月、大学が被害届けを出し、“偽計業務妨害容疑”で大学入試でカンニングをした予備校生が警察に逮捕されましたが、疑問や違和感を感じることはありますか。(単一回答形式)(単位:%)
大学入試の運営において、社会的に守られるべきこと、大切なことは何だと思いますか。(n=1,000)(複数回答形式)(上位10位まで)(単位:%)
あなたは、今の日本の“大学教育”“大学卒業の学位”“大学生生活”に、どのような価値や魅力を感じますか。(n=1,000)(複数回答形式)(単位:%)
調査実施先:ネットエイジア(株)