「ネット生保」に関する調査(1) |
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調査結果の概要
インターネットを活用して新しい生命保険サービスを提供するライフネット生命保険(株)は、20歳から59歳の男女を対象に、ネット生保に関する調査を実施しました。まず、インターネットで生命保険の申し込みができること(ネット生保)を知っているか?尋ねたところ、「知っている」が72.2%となりました。次に、ネット生保の認知者に対し、ネット生保が生命保険業界に参入したことに意味があったと思うか?尋ねたところ、『そう思う(「そう思う」28.4%と「どちらかというとそう思う」44.0%の合計)』が72.4%となりました。『そう思う』と回答した人にその理由を尋ねたところ、「気軽に保険料の見積もりができるようになった」60.2%が最も多く、以下「商品情報などを比較しやすくなった」57.2%、「保険料が安くなった」50.9%の順となりました。消費者はネット生保の新規参入によって、生命保険が気軽に・安く・比較しやすくなったと感じているようです。一方、生命保険をインターネットで加入することについて、どのような不便や不安を感じているのでしょうか?インターネットで生命保険に加入するとしたら、どのようなデメリットを感じるか?尋ねました。「相談できない」52.3%が最も多く、僅差で「ネットなので情報セキュリティが不安」51.7%、「自分の知識が不安で、自分では決められない」51.5%と続きました。今後生命保険に加入するとしたらどのチャネル(販売経路)から加入したいか?尋ねたところ、「生命保険会社のセールスパーソン」42.4%が最も多く、次いで「ネット生保」37.2%、「自分で資料を取り寄せて申し込むダイレクト通販」27.2%の順となりました。日本の生命保険業界に望むことは?最も多かったのは「保険料が安くなること」82.8%でした。次いで「商品がシンプルでわかりやすくなること」72.1%、「各社の保険商品を比較できるようになること」48.3%となりました。消費者は(1)安く(2)わかりやすく(3)比較しやすい生命保険を望んでいるようです。