生活意識に関するアンケート調査(第47回) |
|
|
調査結果の概要
日本銀行は全国の満20歳以上の個人を対象に「生活意識に関するアンケート調査（第47回）」を実施した。その結果を６月の前回（第46回）調査の数値と比較した。１年前と比べた現在の景況感は、「良くなった」との回答が0.2ポイント減少した一方、「悪くなった」との回答が2.7ポイント増加したことから、景況感Ｄ.Ｉ.は悪化した。先行き（１年後）は、「悪くなる」との回答が3.1ポイント減少したことから、景況感Ｄ.Ｉ.は改善した。金利水準についての見方は、「金利が高すぎる」との回答は横ばいとなった一方、「金利が低すぎる」との回答が0.8ポイント増加した。現在の暮らし向き（１年前対比）については、「ゆとりがなくなってきた」との回答が増加したことから、暮らし向きＤ.Ｉ.は悪化した。１年前と比べた収入の増減では、「減った」との回答が3.1ポイント増加し、「増えた」、「変わらない」との回答が減少した。一方、支出の増減については、「増えた」との回答が1.7ポイント減少し、「減った」、「変わらない」との回答が増加した。１年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安については、「かなり感じる」との回答が減少した一方、「少し感じる」との回答が1.8ポイント増加した。１年前と比べた現在の物価に対する実感は、『上がった（「かなり上がった」と「少し上がった」の合計）』との回答が増加し、「ほとんど変わらない」、『下がった（「かなり下がった」と「少し下がった」の合計）』との回答が減少した。現在と比べた１年後の物価については、『上がる（「かなり上がる」と「少し上がる」の合計）』、『下がる（「かなり下がる」と「少し下がる」の合計）』との回答が減少した一方、「ほとんど変わらない」との回答が5.4ポイント増加した。
調査結果
※本調査を要約・編集するにあたり、「日本銀行」の著作物をもとに、当社の責任において変更を加え、転載した。尚、最近のアンケート調査環境の変化を踏まえ、第27回調査から郵送方式による調査に切り替えている。※なお、前回調査（第46回、2011年6月実施）では、東日本大震災の影響により、岩手県、宮城県、福島県および茨城県における調査は実施していません。このため、本資料に掲載している前回調査の数値は、当該４県を除く回答を集計したものです。 - １年前と比べた現在の景況感（単位：％）
- 現在と比べた１年後の景況感（単位：％）
- 金利水準についての見方（単位：％）
- 現在の暮らし向き（単位：％）
- １年前と比べた現在の収入（単位：％）
- １年前と比べた現在の支出（単位：％）
- １年後を見た勤め先での雇用・処遇についての不安（勤労者）（単位：％）
- １年前と比べた現在の物価（単位：％）
- 現在と比べた１年後の物価（単位：％）
