都民生活に関する世論調査『概要』(1)

  • 調査期間
  • 2010/08/20~2010/09/05
  • 調査対象
  • 東京都全域に住む満20歳以上の男女個人 3,000人(2,013人:有効回収標本率67.1%)
  • 調査方法
  • 個別訪問面接聴取法

調査結果の概要

都では、東京都全域に住む満20歳以上の男女を対象に、都民生活に関する世論調査を実施した。現在の自分の生活に満足しているかどうか聞いたところ、『満足(計)』(「大変満足している」「まあ満足している」の合計)は47.7%、『不満(計)』(「大変不満である」「やや不満である」の合計)は48.3%となっている。生活満足度を過去との比較でみると、『不満(計)』は昨年調査から1.8ポイント減少して、『満足(計)』との差が小さくなっている。現在の生活に満足しているという人に、その理由を聞いたところ、「健康であるから」が75.9%で最も多く、次いで「家族との生活が充実しているから」60.0%、「友人、知人との人間関係が充実しているから」45.9%などの順となっている。現在の生活に不満であるという人に、その理由を聞いたところ、「貯蓄が十分でないから」が67.3%で最も多く、次いで「趣味、教養の時間が十分にとれないから」27.8%、「悩みや心配ごとがあるから」26.0%などの順となっている。今後の生活で不安に感じることを聞いたところ、「自分の健康・病気」が63.8%で最も多く、次いで「家族の健康・病気」56.7%、「老後の生活」50.9%などの順となっている。今住んでいるところが住みよいところだと思うか聞いたところ、「住みよいところだと思う」は81.5%、「住みよいところだとは思わない」は12.9%、「わからない」は5.6%となっている。地域の住みよさを過去との比較でみると、「住みよいところだと思う」は昨年とほぼ同様となっている。一方、「住みよいところだとは思わない」は昨年から1.9ポイント減少している。今住んでいる地域に今後も住みたいと思うかどうか聞いたところ、「住みたい」は75.0%、「住みたくない」は12.8%となっている。地域定住意向を過去との比較でみると、「住みたい」は昨年とほぼ同様となっている。一方、「住みたくない」は2.4ポイント減少し、「わからない」が2.0ポイントの増加となっている。「住みたい」と答えた人に、その理由を聞いたところ、「買物など日常の生活環境が整っているから」が52.3%で最も多く、次いで「地域に愛着を感じているから(住み慣れているから)」42.6%、「通勤・通学に便利なところだから」40.9%などの順となっている。「住みたくない」と答えた人に、その理由を聞いたところ、「地域に愛着を感じないから」が34.9%で最も多く、「騒音・振動・大気汚染など周辺環境がよくないから」31.8%、「家賃など住居費が高いから」27.9%などの順となっている((2)に続く)。

調査結果

生活満足度(n=2,013)(単位:%)
満足の理由(現在の自分の生活に「大変満足している」「まあ満足している」と答えた人:n=959)(MA)(上位5位)(単位:%)
不満の理由(現在の自分の生活に「やや不満である」「大変不満である」と答えた人:n=972)(MA)(上位5位)(単位:%)
今後の生活の不安(n=2,013)(MA)(単位:%)
地域の住みよさ(単位:%)
地域定住意向(単位:%)
居住地域に住みたい理由(「住みたい」と答えた人:n=1,510)(3MA)(単位:%)
居住地域に住みたくない理由(「住みたくない」と答えた人:n=258)(3MA)(単位:%)
((2)に続く)
調査実施先:東京都生活文化局