生活意識に関するアンケート調査(第44回)

  • 調査期間
  • 2010/11/10~2010/12/06
  • 調査対象
  • 全国の満20歳以上の個人 4,000人(有効回答者数 2,345人)<有効回答率 58.6%>
  • 調査方法
  • 郵送調査法

調査結果の概要

日本銀行は全国の満20歳以上の個人を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第44回)」を実施した。その結果を9月の前回(第43回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「悪くなった」との回答が増加した一方、「良くなった」との回答が減少。また、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」との回答が減少したことから、景況感は前回調査より悪化した。金利水準についての見方は「金利が低すぎる」との回答が前回調査の50.6%から52.0%に1.4ポイント増加した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が0.8ポイント減少し、「ゆとりがなくなってきた」は0.5ポイント増加している。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が0.9ポイント減少、「減った」が1.7ポイント増加している。また、支出の増減については、「増えた」が1.6ポイント増加し、「減った」が0.2ポイント増加した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が0.6ポイント増加、「かなり感じる」は2.5ポイント増加している。「少し感じる」は3.1ポイント減少した。日本銀行に対する関心や認知度等について尋ねたところ、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」と回答した人の割合は2割台半ば(24.6%、6月調査より3.1ポイント増加)。「日本銀行は、私たちの生活に関係がある」と回答した人の割合は約7割(69.8%、6月調査より0.3ポイント増加)。「日本銀行を信頼している」との回答した人の割合は約4割(40.9%、6月調査より2.7ポイント減少)となった一方、「信頼していない」と回答した人の割合は約1割(9.1%、6月調査より0.9ポイント増加)となった。

調査結果

本調査を要約・編集するにあたり、「日本銀行」の著作物をもとに、当社の責任において変更を加え、転載した。尚、最近のアンケート調査環境の変化を踏まえ、第27回調査から郵送方式による調査に切り替えている。
1年前と比べた現在の景況感
現在と比べた1年後の景況感
金利水準についての見方
現在の暮らし向き
1年前と比べた現在の収入
1年前と比べた現在の支出
1年後を見た勤め先での雇用・処遇についての不安(勤労者)
日本銀行に対する関心や認知度、評価
調査実施先:日本銀行