大学選びに関する調査2010

調査結果の概要

ネットエイジア(株)では、【大学選びに関する調査2010】を実施しました。まず初めに、『受験生』550人に、現時点で第一志望の大学・短大を決めているか？尋ねました。その結果、59.1％が「現時点で第一志望の大学･短大を決めている」と回答。学年別で見ると、高校３年生（150人）のうち「決めている」と答えたのは85.3％でした。『現役生』444人と現時点で第一志望の大学･短大を決めていると答えた『受験生』325人を合わせた769人に、なぜ第一志望の学校（現役生については現在通っている大学）を選んだのか？尋ねたところ、最も多かったのは「学びたい学部・学科があるから」80.6％でした。次いで「志望校を検討する前から、すでに大学名を知っていたから」52.0％、「就きたい職業に必要な資格を取るため」39.5％と続き、性別で比較すると、女性では「学びたい学部・学科があるから」が86.7％で6.1pt、「就きたい職業に必要な資格を取るため」が47.9％で8.4pt全体よりも高い結果になりました。回答者全員（994人）に、大学・短大にどのようなことを望むか？尋ねました。最も多かったのは「資格試験対策や公務員試験対策などの特別講座を開いてくれる」45.5％でした。以下「研究設備や図書館の蔵書などが充実している」42.4％、「講義の合間の時間などを有効に過ごせる施設がある」41.4％と続き、特に『現役生』が、就職に関することを大学側に望む声が多く、「新卒で内定が貰えなかった場合、学費免除で留年させてくれる」は45.3％が望んでいるという結果になりました。さらに「企業とのコネクションが強い・多い教授・准教授がたくさんいる」では『現役生』の４割が、「紹介してくれるインターンシップ先の企業がたくさんある」は『現役生』の３割弱が望んでいるという結果になっています。回答者全員に、次の項目についてどのくらいあてはまるか？尋ねてみました。『大学・短大卒業後の明確なビジョンをすでに持っている』では、半数の50.1％が『あてはまると思う（「ややあてはまると思う」を含む）』と回答。『知名度・ブランド力の高い学校は就職に有利だと思う』では、71.9％、『大学・短大生時代にしかできないこと・経験があると思う』では、89.6％、『学生の間は、できれば就職活動よりも学業に専念したいと思う』では、62.2％が『あてはまる』と回答しています。

調査結果