夏のボーナスに関する調査 |
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調査結果の概要
楽天リサーチ(株)は、夏のボーナスに関する調査を実施しました。今回の調査は、楽天リサーチ登録モニターの中から、全国の20歳から69歳の会社員・公務員男女を対象に行いました。始めに、昨年の夏のボーナス支給の有無について尋ねました。「支給された」と回答した人は全体の73.6%で、「支給されなかった」26.4%を大きく上回りました。では、今年の夏のボーナスはどうでしょうか?今夏のボーナス支給予定の有無を尋ねたところ、「支給される予定」67.6%が「支給される予定はない」19.5%を大きく上回りました。この結果を、昨年同時期に実施した調査と比較すると、「支給される予定」が、4.8pt増えており、一方「支給される予定はない」が3.9pt減少しており、今夏のボーナスの支給は、昨年に比べ回復傾向にあることがわかります。次に、昨夏にボーナスを支給された人に利用用途を尋ねたところ、約半数が「貯蓄」49.6%でした。以下「買物」36.1%、「旅行・レジャー」31.7%の順となりました。性別で見ると、「貯蓄」という回答はとりわけ女性に多く、男性の45.1%に対し66.8%と20pt以上高くなっています。同じく、今夏のボーナスの利用予定についても尋ねました。トップは昨夏同様「貯蓄」41.2%、以下「旅行・レジャー」25.6%、「ローン・借金返済」25.3%と続きました。昨年と今年のボーナス支給時の景況感を尋ねました。最も多かった回答は「変わらない」44.6%、「やや後退傾向にあると感じる」21.5%が続き、「かなり後退傾向にあると感じる」15.6%との合計は37.1%でした。景気低迷や雇用不安の今年のボーナスへの影響度を、この夏にボーナスが支給される予定のある人に尋ねたところ、33.8%が「影響する」と回答、これに「大きく影響する」26.0%を加えると59.8%となり、ほぼ6割の人が影響すると考えていることがわかりました。先の質問で、今夏のボーナスの用途に「買物」と回答した人に実際に使うタイミングを尋ねました。「支給されてから1ヵ月の間」47.0%がトップ。また、「支給されてから1週間の間」が14.2%と、『買い物はお早めに』済ませる人が6割以上という結果となりました。同じくボーナスの用途に「買物」と回答した人にどのような物を購入する予定か?尋ねました。「衣類」63.9%がトップでした。次いで「デジタル・AV機器」50.8%、「アクセサリー、バッグなどファッション小物」35.0%と続き、性別に見ると、「衣類」は男女ともにトップで、「デジタル・AV機器」は男性(55.5%)で多く、「アクセサリー、バッグなどファッション小物」は女性(65.5%)に多いという結果となりました。
調査結果
- 昨年夏のボーナス支給有無
- 今年の夏のボーナス支給有無予定(n=1,250)(複数回答)
- 昨年の夏に支給されたボーナスの利用用途(昨夏にボーナスを支給された人)(n=920) (単位:%)
全体
(n=920)男性
(n=730)女性
(n=190)貯蓄 49.6 45.1 66.8 買物 36.1 33.6 45.8 旅行・レジャー 31.7 31.0 34.7 生活費の補填 29.6 32.3 18.9 ローン・借金返済 25.5 28.9 12.6 飲食・グルメ 16.6 14.9 23.2 投資・資産運用 9.8 11.1 4.7 自分や子どもの習い事、教育費 9.5 10.7 4.7 車検 7.6 7.7 7.4 生命保険や年金など保険全般 4.9 4.8 5.3 まだ使っていない 3.4 3.7 2.1 その他 1.2 1.1 1.6 - 今年の夏のボーナスの利用予定(今夏にボーナスが支給される予定のある人:n=845)(複数選択)
- 昨年の夏のボーナス時と比較した今年のボーナス時の景況感
- 景気低迷や雇用不安の今年のボーナスへの影響度(今夏にボーナスが支給される予定のある人)
- ボーナスを支給されてから実際に使うタイミングについて(今夏のボーナスの用途に「買物」と回答した人)
- どのようなものを今年の夏のボーナスで購入するか(今夏のボーナスの用途に「買物」と回答した人)(複数選択) (単位:%)
全体
(n=183)男性
(n=128)女性
(n=55)衣類 63.9 57.0 80.0 デジタル・AV機器 50.8 55.5 40.0 アクセサリーバッグなど、ファッション小物 35.0 21.9 65.5 白物家電 18.0 18.8 16.4 家具・インテリア 17.5 14.1 25.5 スポーツ・アウトドア用品 16.4 21.9 3.6 車・バイク 9.8 12.5 3.6 宝飾品 4.9 0.8 14.5 不動産 0.0 0.0 0.0 その他 5.5 7.0 1.8