電子マネーに関する調査

調査結果の概要

楽天リサーチ(株)は、電子マネーに関する調査を実施しました。楽天リサーチ登録モニターの中から、全国の20歳から69歳の男女を対象に行いました。まず、現在利用している電子マネーを尋ねました。最も多かったのが「Edy（エディ）」43.9％、以下「Suica（スイカ）」38.1％、「WAON（ワオン）」29.2％と続きました。次に、１ヶ月あたりの電子マネーの使用額を尋ねた結果、「1,000円未満」23.9％がトップ、「10,000円～19,999円」12.9％が続き、ライトユーザーとヘビーユーザーに二極化していることが見て取れました。電子マネー商品を選ぶ際に重視する点を挙げてもらうと、上位３位の回答は、「利用時にポイント・マイルなどの特典がつく」58.7％、「普段よく利用する店で使える」43.9％、「使える店の数が多い」38.9％など。電子マネーの満足度を見ると、「非常に満足」が14.2％、「ある程度満足」が59.6％で、『満足層』が73.8％に達しました。項目別に見ると、「非常に満足」という回答がとくに多いのが、『決済方法』18.9％と『チャージ（入金）方法』18.7％でした。一方、「非常に不満」という回答が比較的多かったのが、『使える（電子マネーで支払い可能な）店の多さ』7.9％でした。今後、電子マネーに期待することトップ３は、「利用時の特典（ポイントやマイル）の充実」51.4％、「使える（電子マネーで支払い可能な）店の増加」49.3％、「割引制度の充実」39.5％でした。現在の電子マネーの利用形態を尋ねた結果、「ICカード型の電子マネーのみを利用」66.4％が圧倒的に多く、「携帯電話の電子マネー（おサイフケータイ）」を利用している人は18.9％に留まり、どちらも利用しているユーザーは14.7％でした。携帯電話の電子マネー利用者に満足度を尋ねたところ、「非常に満足」が15.2％、「やや満足」が51.8％と、こちらも『満足層』が多数派（67.0％）となりましたが、「やや不満」「非常に不満」の合計が10.7％で、電子マネー全体と比べると4.4pt高くなっています。

調査結果