ソニー損保「エコドライバーに関する調査」

調査結果の概要

ソニー損害保険(株)は、標記についての調査を実施しました。『エコドライブ』とは、環境にやさしく無駄の少ない運転のことで、「急発進や急加速をしない」「スピードを出しすぎない」「なるべく一定速度で走る」などが挙げられます。まず、エコドライブを始めたきっかけを尋ねたところ、「ガソリンが高騰して」63.0％、「安全運転を意識していて」62.2％の２項目が高く、男女別に見ると、男性では「ガソリンが高騰して」65.8％が、女性は「安全運転を意識していて」65.4％が最も高くなりました。こだわっているエコドライブの方法の１位は、「ふんわりアクセル／ゆっくり発進／急発進しない」33.9％となりました。エコドライブを意識するのは、多い順に「一人」79.8％、「家族」78.8％、「友人」39.4％となりました。男女別で見ると、男性では「一人」84.8％の時に、女性では「家族」82.2％と一緒の時に、よりエコドライブを意識している様子が窺えます。エコドライブに必要だと思うものは？「安全運転への意識」78.5％と「心のゆとり」77.8％が高く、次いで「環境への意識」71.9％となりました。男女別で見ると、「安全運転への意識」、「環境への意識」、「運転技術」の３項目で男女差が10pt以上あり、「安全運転への意識」、「環境への意識」では女性が男性よりもそれぞれ11.0pt、15.0pt高く、「運転技術」では男性が女性よりも17.6pt高くなっています。車を運転する際に気にしているもので最も多かったのは、「スピードメーター」80.6％で、「ＥＣＯランプ」21.3％は５位となっています。エコドライブをサポートするために欲しいシステムや装備は何かを尋ねたところ、「自動的にアイドリングストップしてくれる」54.2％が最も多くなりました。エコカーになって欲しいと思う車を尋ねると、「ステップワゴン（ホンダ）」28.6％、「ワゴンＲ（スズキ）」27.5％、「ＢＭＷ」27.3％、「セレナ（日産）」25.9％、「オデッセイ（ホンダ）」25.5％となり、上位５車種のうち３車種がミニバンという結果になりました。また、男女別の上位３車種をみると、男性では「ＢＭＷ」30.2％、「セレナ（日産）」28.2％、「オデッセイ（ホンダ）」、「レガシィ（スバル）」同27.6％、女性では「ワゴンＲ（スズキ）」30.8％、「ステップワゴン（ホンダ）」30.4％、「ムーヴ（ダ2イハツ）」29.0％となっています。レンタカーよりも短時間の利用が可能なカーシェアリング。利用者の自動車保有台数や走行距離が減り、CO2削減につながるなど環境にも優しいといった面もあります。カーシェアリングを利用したいと思うかを尋ねたところ、「利用している」3.2％、「利用したことがあるが、現在は利用していない」1.9％となり、実際に利用した経験がある人は5.1％となりました。

調査結果