2011年4月新卒者の就職活動についての意識調査

  • 調査期間
  • 2010/02/25~2010/03/02
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする全国の今春4月に新卒社会人として働き始める予定の学生男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ライフネット生命保険(株)は、全国の2011年4月に新卒社会人として働き始める予定の学生男女に『2011年4月新卒者の就職活動についての意識調査』を実施ました。まず、希望する企業の業種を尋ねたところ、「メーカー・製造業」30.4%が最も多く、以下「公務員・団体職員など」19.8%、「飲食・サービス業」16.8%と続く結果になりました。次に、新卒で就職するとしたらどのような企業に就職したいかを尋ねたところ、最も多かったのは「働きたい業種・業界であること」55.6%でした。実際の就職活動状況について、「会社説明会・セミナーなどに参加した」54.4%、「企業にエントリーした」47.5%、「就職情報サイトに会員登録した」46.6%の順となりました。企業の採用活動について望むことを3つまで挙げてもらったところ、最も多かったのは「不採用の理由を教えてほしい」42.5%でした。男女別で比較すると、「説明会などが先着順などではなく希望者全員が参加できるようにしてほしい」という項目では、男性の26.0%に対し、女性ではそれよりも12.8pt高い38.8%がそのように思っているということがわかりました。同様に、企業の採用活動について『情報公開』してほしいことで最も多かったのは「採用人数」47.3%でした。男女別で比較すると、女性では「産前産後の休暇の活用実施」が25.2%、「女性社員比率」が18.6%で、男性と比較すると大きな差がみられる結果になりました。また、企業の採用活動で導入して欲しいと思う方式で最も多かったのは「学歴不問採用」36.1%でした。『内定取り消し』は恐怖であると思うかを尋ねたところ、90.8%が「あてはまる(「非常にあてはまる」76.6%+「ややあてはまる」14.2%)」と答えました。『内定取り消し』は場合・状況によっては仕方がないと思うでは「あてはまる」は27.2%に留まりました。また、納得のいく企業に内定を貰うまで就活を続けたいでは67.7%が「あてはまる」と答え、どんな会社に入っても最低3年は勤めようと思うか、と尋ねたところ、82.2%の回答者が「あてはまる(「非常にあてはまる」55.8%+「ややあてはまる」26.4%)」と答えました。

調査結果

希望する企業の業種(n=1,000)(複数回答)(上位5位まで) (単位:%)
どのような企業に就職したいか(n=1,000)(5項目までの制限回答形式)(上位5位まで) (単位:%)
実際の就職活動状況(n=1,000)(複数回答)(上位5位まで) (単位:%)
採用活動について、企業に望むこと(3項目までの制限回答形式)(上位5位まで) (単位:%)
全体
(n=1,000)
男性
(n=500)
女性
(n=500)
不採用の理由を教えてほしい42.543.441.6
採用の基準を明確にしてほしい39.741.038.4
学校名や学部名などだけで採用の足切りをしないでほしい37.737.038.4
説明会などが先着順などではなく希望者全員が参加できるようにしてほしい32.426.038.8
コネや縁故での採用ではなく公平に選考して欲しい29.428.830.0
企業の採用活動について、企業に“情報公開”してほしいこと(3項目までの制限回答形式)(上位11位まで) (単位:%)
全体
(n=1,000)
男性
(n=500)
女性
(n=500)
採用人数47.348.646.0
募集職種31.029.832.2
人事担当の面接での質問内容26.821.032.6
有給休暇の消化率22.724.620.8
年齢、性別、国籍、専攻、出身学校、留年年数などによる選考への影響の有無21.924.419.4
会社説明会参加と選考との関連の有無18.418.418.4
産前産後休暇の活用実態16.06.825.2
採用フロー15.917.614.2
各採用プロセスの応募者数の推移13.614.612.6
平均年齢12.514.410.6
女性社員比率11.95.218.6
企業の採用活動について、あなたが導入して欲しいと思う方式(n=1,000)(3項目までの制限回答形式)(上位5位まで) (単位:%)
次の問いにお答えください(n=1,000)(単一回答形式) (単位:%)
調査実施先:ライフネット生命保険(株)