インターネットバンキングに関する調査

  • 調査期間
  • 2009/09/17~2009/09/24
  • 調査対象
  • 全国の20歳~69歳の楽天リサーチ登録モニターの男女 1,000人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

楽天リサーチ(株)が実施した『インターネットバンキングに関する調査』によると、私生活において、パソコンや携帯電話からインターネットバンキングを利用したことがあるか?聞いたところ、パソコンから「はい(ある)」という人は68.2%、「いいえ(ない)」人は31.8%でした。一方、携帯電話からの利用について、「はい(ある)」人は16.0%、「いいえ(ない)」人は84.0%と、パソコンと携帯電話でのネットバンキング利用は対照的な結果となりました。利用頻度を尋ねると最も高かったのは、パソコンでは、「月に2~3回」で33.1%、次いで「月に1回未満(それ以下)」が21.1%、「月1回」が18.6%。一方、携帯電話は、「月に1回未満(それ以下)」が28.8%、「月に2~3回」が23.1%、「月1回」が18.1%という結果でした。また、「以前は利用していたが、現在は利用していない」という回答も14.4%に上っています。パソコンでのネットバンキングの利用経験がある人に、ネットバンキングの用途について尋ねました。最も多かったのは「残高・入出金明細などの預金口座の情報照会」83.3%、以下「他口座への振込・振替」77.5%、「ネットショッピングやオークションなどの決済サービス」50.3%の順となっています。続いて、携帯電話でのネットバンキングの利用経験のない人に、携帯電話からネットバンキングを利用しない理由を尋ねました。最も多かったのは「携帯電話から銀行取引を利用する必要がないから」47.5%でした。次いで「通信費(パケット料金)がかかるから」37.4%、「画面が小さく、情報が見づらいから」31.9%などが続きました。インターネットバンキング(パソコン・携帯電話から共に)の長所と短所について意見を聞きました。長所で突出して多かったのが、「24時間いつでも利用できる」85.1%でした。次いで「利用手数料が安い」43.0%、「インターネットショッピング等で利用しやすい」34.6%と続き、一方、短所は、「個人情報の管理が不安」51.8%、「システム障害が不安」39.1%、「ID・パスワードの管理が面倒」36.4%がトップ3回となりました。24時間いつでも利用できる利便性や安い利用手数料は、リアルの銀行を超えるメリットである一方、「個人情報の管理」や「システム障害」といった不安要素が残り、安全性やシステム稼働率の安定を訴求していくことがポイントのようです。

調査結果

私生活において、パソコンや携帯電話からインターネットバンキングを利用したことはありますか?(n=1,000) (単位:%)
パソコンや携帯電話からのインターネットバンキング利用頻度はどれくらいですか?(上記設問で「はい」と回答した人) (単位:%)
パソコンからのインターネットバンキングの用途について教えてください(パソコンでのネットバンキングの利用経験のある人:n=654)(複数回答) (単位:%)
携帯電話からインターネットバンキングを利用しない理由は何ですか?(携帯電話でのネットバンキングの利用経験のない人:n=840) (単位:%)
インターネットバンキングの長所/短所は?(パソコン・携帯電話から共に)(n=1,000)(複数回答)
<長所(上位10位)> (単位:%)
<短所> (単位:%)
調査実施先:楽天リサーチ(株)