20代独身男女の旅行に関するアンケート調査

調査結果の概要

株式会社JTBでは、＜過去３年間に自発的に旅行した人と旅行しなかった人＞を比較しながら、20代独身男女の旅行に関する意識を調査しました。調査概要は以下の通りです。小学生時代の家族・親族との旅行頻度について尋ねたところ、「１年に２回以上」旅行した人が46.0％と半数近くに上りました。特に女性では、「１年に１回以上」の頻度で旅行をした人は88.0％と、９割近くを占めます。２人で泊まりがけで出かけることができる友人の数を聞いてみますと、＜旅行した＞女性の67.3％、男性は41.7％が「２～３人」以上いると回答しています。なお、今、仮に泊まりがけの旅行に出かけるとした場合の理想の同行者について尋ねた場合、旅行経験の有無にかかわらず、理想の同行者は「パートナー（恋人）と２人」が最も多く、＜旅行した＞女性は47.0％、男性は48.7％と半数近くに上っています。これに対して、現実的な旅行の同行者について尋ねた場合、すべての層で理想の同行者の第１位だった「パートナー」は、＜旅行した＞層で約30％と減少しますが、１位を保っています。一方で、＜旅行しなかった＞層では、女性は「親や兄弟姉妹」38.3％が、男性は「１人旅」32.0％がそれぞれ１位となりました。今、旅行したいですか？と尋ねました。＜旅行した＞女性は94.0％、男性は87.7％、＜旅行しなかった＞女性でも71.0％以上、男性は48.3％が「今、旅行したい」と答えています。また、＜旅行しなかった＞人のうち、「今、旅行したくない」と回答した人に、旅行に行くための最低条件を選んでもらいました。トップは男女ともに「混雑していないなら」。これに続くのは、男性が「一緒に旅行したい同行者ができれば」34.8％、女性は「面白いところに連れて行ってくれるなら」35.6％。この他、「パートナーや親しい友人が旅行に誘ってくれれば」が男女とも25％前後と高くなっています。『一緒に旅行に行ける人がいて、旅行に行くためのお膳立てをしてくれれば行ってもいいかも･･･』という受身な姿勢が垣間見えます。

調査結果