モバイルゲームに関する意識調査

調査結果の概要

ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)が運営する、転職サイト『イーキャリア』は、15歳から49歳の１ヶ月に１回以上モバイルゲーム（携帯電話ゲーム）を利用する人に対し、モバイルゲームに関する意識調査を行いました。まず、モバイルゲームにどの程度はまっているか？について尋ねたところ、54.6％が「はまっていると思う（「はまっていると思う」20.％＋「ややはまっていると思う」34.3％）」と回答しました。年代別で見ると、「はまっていると思う」と回答した人は、10代では66.0％と最も高く、次に40代が53.0％、30代が52.0％となり、20代が最も低い47.0％という結果になりました。利用頻度を聞いたところ、「１日２～５回」28.3％、「１日１回」15.0％、「２～３日に１回」15.0％の順になり、全回答者の56.9％が「１日に１回以上」利用していることがわかりました。20代に着目してみると、「１日１回以上」の割合が全体よりも低くなっています。モバイルゲームに「はまっていると思う」と回答した人に対し、現在はまっているモバイルゲームの種類を聞いたところ、全体では、１位「パズルゲーム」49.1％、２位「つりゲーム」29.8％となりました。男女別で見ると、男性では、１位「パズルゲーム」41.3％、２位「つりゲーム」37.5％、３位「ボード・カードゲーム」。女性では、１位「パズルゲーム」56.1％、２位「育成系ゲーム」34.2％、３位「脳トレ」32.5％となり、１位の「パズルゲーム」は共通したものの、２位以下で男女差が見られる結果となりました。次に、現在はまっているモバイルゲームの魅力について聞いたところ、89.9％が「ちょっとした隙間の時間にできる」と、携帯電話ならではの特性を反映した魅力がトップとなりました。男女別で比べると、「頭の体操になる」、「シンプルな動作で簡単に楽しめる」、「ストレス解消になる」、という項目で、男性よりも女性の方が10pt以上も高い結果となり、女性がモバイルゲームに対して様々な魅力を感じている様子が窺えます。最もはまっているモバイルゲームのサイト名を答えてもらったところ、「モバゲータウン」39.5％と「ＧＲＥＥ」28.4％で全体の67.9％を占める結果となりました。年代別で見ると、10代・20代は「モバゲータウン」、30代・40代は「ＧＲＥＥ」の割合が高く、年代によってその差がハッキリと分かれる傾向が見られます。来年流行ると予想するモバイルゲームの種類を尋ねると、１位「脳トレ」33.5％、２位「歴史ものゲーム」32.3％、３位「育成系ゲーム」「学習･クイズゲーム」同29.0％という結果になりました。年代別では、10代・20代は「脳トレ」、30代・40代では４割近くの票を集めた「歴史ものゲーム」がトップになりました。モバイルゲーム業界について､『現在成長していて､将来性がある』と感じるか？と聞いたところ、79.3％が「そう思う（「とてもそう思う」19.8％＋「ややそう思う」59.5％）」と回答しました。

調査結果