環境問題に関する世論調査

  • 調査期間
  • 2009/06/04~2009/06/14
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女 1,919人
  • 調査方法
  • 面接聴取法

調査結果の概要

全国の20歳以上の男女に、環境に関する調査を行った。まず、ごみ問題にどの程度関心があるか聞いたところ、「関心がある」とする者の割合が92.4%(「非常に関心がある」29.0%+「ある程度関心がある」63.5%)となっており、性別に見ると、「関心がある」とする者の割合は女性で高くなっている。『3R』の言葉の意味を知っているか聞いたところ、「言葉の意味を知っている」と答えた者の割合が29.7%、「意味は知らないが、言葉は聞いたことがある」と答えた者の割合が23.6%、「聞いたこともない」と答えた者の割合が45.0%となっている。性別に見ると、「言葉の意味を知っている」と答えた者の割合は男性で高くなっている。日頃、ごみや一度使ったものが再使用、再生利用がされやすいように行っていることはあるか聞いたところ、「家庭で出たごみはきちんと種類ごとに分別して、定められた場所に出している」を挙げた者の割合が84.1%と最も高くなっている。製品等を購入する際に、その製品の素材に再生された原料が用いられていたり、不要になった後リサイクルがしやすいなど環境に優しい製品を買うことについてどれくらい意識しているか聞いたところ、「意識している」とする者の割合が81.8%(「いつも意識している」11.1%+「概ね意識している」18.1%+「多少意識している」52.6%)となっており、性別に見ると、「意識している」とする者の割合は女性で、「まったく意識していない」と答えた者の割合は男性でそれぞれ高くなっている。『生物多様性』の言葉の意味を知っているか聞いたところ、「言葉の意味を知っている」と答えた者の割合が12.8%、「意味は知らないが、言葉は聞いたことがある」と答えた者の割合が23.6%、「聞いたこともない」と答えた者の割合が61.5%となっている。性別に見ると、「言葉の意味を知っている」と答えた者の割合は男性で、「聞いたこともない」と答えた者の割合は女性でそれぞれ高くなっている。生物多様性に配慮したライフスタイルとして、どのようなことを行っているか聞いたところ、「節電や適切な冷暖房温度の設定など地球温暖化対策に取り組んでいる」を挙げた者の割合が62.8%と最も高く、また、これから行いたいことでは、「節電や適切な冷暖房温度の設定など地球温暖化対策に取り組む」を挙げた者の割合が63.2%と最も高い。『生物多様性に配慮している』と表明している企業を評価するか聞いたところ、「評価する」と答えた者の割合が82.4%。性別に見ると、大きな差異は見られない。

調査結果

ごみの問題への関心
3R(Reduce リデュース=廃棄物を出さない、Reuse リユース=再使用する、Recycle リサイクル=再資源化する)の言葉の認知度
再使用や再生利用のために行なっていること(今回調査:n=1,919)(上位5位)
環境にやさしい製品の購入(グリーン購入)の意識
生物多様性の言葉の認知度
生物多様性に配慮した生活のためのこれまでの/今後の取組(総数:n=1,919)(複数回答)(上位5位)
<これまでの取組>
<今後の取組>
生物多様性に配慮した企業活動への意識
調査実施先:内閣府