生活意識に関するアンケート調査(第38回) |
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調査結果の概要
日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第38回)」を実施した。その結果を3月の前回(第37回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「良くなった」が僅かに増加、「悪くなった」が7.2ポイント減少。一方、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」が5.4ポイント増加し、「悪くなる」が18.2ポイント減少した事から、景況感は前回調査よりかなり改善した。金利水準についての見方は「金利水準が低すぎる」との回答が前回調査の43.7%から45.5%に1.8ポイント増加した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が0.3ポイント増加し、「ゆとりがなくなってきた」は2.1ポイント減少している。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が0.9ポイント減少し、「減った」が0.5ポイント増えている。また、支出の増減については、「増えた」が0.9ポイント減少し、「減った」が0.7ポイント増加した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が3.0ポイント増加、「かなり感じる」は2.4ポイント減少している。「少し感じる」は0.8ポイント減少した。日本銀行に対する関心や認知度等について尋ねると、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」については、前回調査の25.6%から21.2%に減少。「日本銀行は私たちの生活に関心がある」についても前回調査の71.6%から69.2%と2.4ポイント減少している。「日本銀行を信頼している」との回答は前回調査より1.9ポイント減少、「信頼していない」との回答は0.6ポイント減少している。