家族のスキンシップ~からだにタッチ~アンケート

  • 調査期間
  • 2008/12
  • 調査対象
  • 全国の20代~50代の実施先WEB会員女性 321人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

子どもの大好きな「むぎゅー」。 大きくなるにつれ、だんだん減っていくものだけど、みなさんはまだ「むぎゅー」していますか?(このアンケートでは、肩をたたく、手をつなぐといった軽度のスキンシップを『軽いタッチ』、抱きしめる、キスをするといったスキンシップを『しっかりタッチ』と定義しています)お子さんと『軽いタッチ』をしていますか?『しっかりタッチ』をしていますか?という質問では、『軽いタッチ』を「一日に何度も」49%している人が半数、「毎日している」人は7割に達している。『しっかりタッチ』になると、「一日に何度も」38%が4割に減るが、「時々している」20%がその分増える。その内訳を見ると、「手をつなぐ」78.0%、「からだの一部に触れる」74.1%などの『軽いタッチ』を、ほぼ4分の3の女性が実践している。また、「抱きしめる」73.1%という『しっかりタッチ』も4分の3近くの女性が実践しているという結果が出た。次に父親が子どもとどれくらいスキンシップをとっているかを聞いてみたところ、「一日に何度も」14.0%、「毎日一度は」21.8%はそれぞれ2割前後であり、母親に比べて頻度が低くなっている。しかし、「時々している」30.5%まで含めると7割近くとなり、決してスキンシップが少ないとは言えない。子どもにスキンシップする事についてどう思うかを聞くと、かつては『抱きぐせがつく』などと、子どもが求めるままに抱っこする事を否定する風潮もあったが、最近ではむしろ、スキンシップの重要性が説かれるようになった。今回のアンケートでも、「小さいときはどんどんスキンシップすべきである」79.4%と答えている人が約8割に上った。小学校高学年の子ども、特に男の子は、幼児の親から見れば十分大きいように思えるが、身体が大きくなっても小学生にかわりはない。まだまだ甘えたい気持ちが残っている。その実感を持ってしてか、「小学校高学年になっても本人が嫌がらなければスキンシップするべきである」74.1%との回答は4分の3を占めた。

調査結果

貴女はお子さんと“軽いタッチ”をしていますか?(n=321) (単位:%)
貴女はお子さんと“しっかりタッチ”をしていますか?(n=309) (単位:%)
貴女は日常的にお子さんとどんなスキンシップをとっていますか/いましたか?(n=309)(MA) (単位:%)
ご主人はお子さんとスキンシップをしていますか?(n=321) (単位:%)
子どもにスキンシップする事をどう思いますか?(n=321)(MA) (単位:%)
☆貴女はご主人と“軽いタッチ”をしていますか?(n=321) (単位:%)
大人にとっても大切なスキンシップ。夫婦のスキンシップはどうなっているのだろうか。“軽いタッチ”については「一日に何度もしている」10.9%、「毎日一回はしている」17.4%との回答者が4分の1を超え、「時々している」20.6%、「たまにする事はある」23.4%を含めると、4分の3がスキンシップを実践している(“しっかりタッチ”については、「一日何度もしている」が半減し、「まったくしていない」が増えてはいるものの、全体の6割以上が、“しっかりタッチ”も実践している)。母の立場になってみて、スキンシップの大切さを実感しているのだろう。フリーワードでも、親子間だけではなく、夫婦間のスキンシップを大事にしているという回答が予想以上に出ていた。とはいえ、大半は子どもとのスキンシップについての回答であり、特に子どもが小さいうちはできるだけ触れ合いたいと考えている。「子どもの年齢が上がるにつれ、スキンシップの仕方は変えていかねばならない」という意見もあった。幼い頃に十分スキンシップをとっていないと、大きくなってからなおさら触れ合いにくくなる事もあって、「もっとスキンシップをとっておけばよかった」という回答も目に付いた。現実には、大きくなった子どもとや大人同士でのスキンシップはなかなかとりにくいものでもあるが、お互いのタイプと年齢などの状況でスキンシップの中身と量を自然に変化させていき、自分たちに最適なスキンシップの関係を築けると良いだろう。肩を揉む、マッサージをするといった自然なカタチでの触れ合いを意識していく事は、年齢に関わらず大切な事である。スキンシップは心を通わせるための貴重なきっかけなのだから。
調査実施先:(株)キャリア・マム