生活意識に関するアンケート調査(第35回) |
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調査結果の概要
日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第35回)」を実施した。その結果を6月の前回(第34回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「良くなった」が1.1ポイント減少し、「悪くなった」が12ポイント増加。一方、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」が1ポイント増加し、「悪くなる」が2.6ポイント減少したことから、景況感は前回調査より改善した。金利水準についての見方は「金利水準が低すぎる」との回答が前回調査の53.3%から51.7%に1.6ポイント減少した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が0.8ポイント減少し、「ゆとりがなくなってきた」が3.6ポイント増えたことから、引き続き前回調査より悪化した。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が僅かに増加し、「減った」も2.7ポイント増えている。また、支出の増減についても、「増えた」が2.8ポイント増加し、「減った」が2.1ポイント増加した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が1.1ポイント増え、「かなり感じる」も3.2ポイント増えた一方、「少し感じる」は4ポイント減少した。日本銀行に対する関心や認知度等について尋ねると、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」については、前回調査の23.1%から24.7%に増加、また、「日本銀行は私たちの生活に関係がある」についても前回調査の70.8%から72.3%と1.5ポイント増加した。「日本銀行を信頼している」との回答は前回調査より2ポイント増加し、「信頼していない」との回答は僅かに減少した。