小・中学生のコンビニ利用についてのアンケート調査

調査結果の概要

コンビニ利用について、全国の小・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し調査を実施した。まず、普段コンビニに行く頻度を尋ねたところ、約８割が「月１回以上行く」79.5％と回答。学年別に比較すると、学年が高くなるにつれて行く割合も高くなっている事がわかった。よく行くコンビニは「セブンイレブン」42.1％が圧倒的に多く、２位以下の「ローソン」20.0％や「ファミリーマート」17.5％を大きく引き離している。学年別で見ると、小学校低学年の「セブンイレブン」の頻度の高さが目を引く（半数を超えて54.5％）。よく行くコンビニは「家の近く」65.5％が圧倒的に高く、次いで「学校の近く」15.7％という結果になり、学年別では、学年が高くなるにつれ「家の近く」と答える子供が少なくなる。学年が高くなると行動範囲が広がるからと考えられる。コンビニはいつ行きますか？と質問したところ、「遊んでいる時」52.8％が最も多い結果となり、学年別に比較すると、中学生では他の学年より「下校時」19.9％に行く割合が高くなる。一緒に行く人では「友だち」41.2％、「母親」37.4％、「父親」18.7％の順に多く、学年別に比較すると、学年が低くなるにつれて、「母親」または「父親」と一緒に行く子供が多くなり、対して、学年が高くなると、「友だち」または「一人」で行く子供が多くなる傾向が確認できた。コンビニに行く目的は「お菓子を買いに」72.6％が圧倒的に多く、「飲み物を買いに」47.1％、「ご飯を買いに」29.8％と続く。中学生に注目すると、「時間つぶし」25.2％、「漫画や雑誌の立ち読み」16.6％が全学年中で最も高く、商品の購入以外にも利用している子供が多い事がわかる。コンビニに行く理由では「家、学校などの近くや通り道にあるから」41.2％、「営業時間を気にしなくていいから」26.2％という『利便性』を理由にしたものが上位となり、一方、コンビニに殆ど行かない子供にその理由を聞いたところ、「家、学校などの近くや通り道にないから」28.0％という不便さが最も多く、また「知り合いに会いそうだから」13.7％が２位にきており、立地や品揃えとは関係ない理由で利用を避ける子供もいるようだ。

調査結果