従業員理解と満足度に関するアンケート

  • 調査期間
  • 2008/03/07~2008/03/10
  • 調査対象
  • 全国のDIMSDRIVEモニターのビジネスパーソン男女 3,633人(男性2,138人、女性1,495人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

インターワイヤード(株)が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、従業員理解と満足度についてアンケートを行なった。仕事や職場での生活についての現在の充実度を尋ねると、「充実している」人は50.4%と半数。一方、「充実していない」人は24.2%で、4人に1人は充実していないという結果になった。『充実した仕事・充実した職場生活』に重要だと思うもの1位は「やり甲斐のある仕事」61.3%が挙げられた。経営者、役員以外の人に、福利厚生や給与、評価制度などを総合的に見た会社に対する満足度を訪ねたところ、「満足している」と回答した人は31.5%と3割だった(「とても満足している」については3.6%と僅か)。次に、会社の上層部は、従業員を理解する努力をしているか?と尋ねたところ、「非常に努力をしている」4.1%、「まあまあ努力をしている」24.0%、「少し努力をしている」25.0%と、「ある程度以上(まあまあ以上)努力している」割合は28.1%と3割ほどだった。『自分の意見や不満』を、会社の上層部に知ってもらいたいか?と尋ねたところ、45.9%の人が「知ってもらいたい」と回答している。『従業員満足度調査』の認知度は、「どんな調査か知っていた」11.3%、「聞いた事がある程度」22.2%で、「知らなかった」という人が66.5%と6割以上。そして、現在働く会社で『受けた(実施した)事』が「ある」12.4%人は1割ほど。実施して、期待する効果で最も多かった回答は「従業員の意見が上層部に届きやすくなる」56.0%であった。

調査結果

貴方の“仕事”や“職場での生活”について、現在の充実度はどれぐらいですか?(全体) (単位:%)
「充実している(「とても充実している」+「まあまあ充実している」)」の割合:50.4%
「充実していない(「あまり充実していない」+「全く充実していない」)」の割合:24.2%
貴方にとって“充実した仕事・充実した職場での生活”に重要だと思うものは何ですか?(全体) (単位:%)
福利厚生や給与、評価制度などを総合的に見た、貴方の会社に対する満足度はどれぐらいですか?(会社役員・経営者以外の回答者:n=3,506) (単位:%)
「満足している(「とても満足している」+「まあ満足している」)」の割合:31.5%
「満足していない(「あまり満足していない」+「全く満足していない」)」の割合:40.0%
貴方の会社の上層部(役員)は、従業員の事を理解しようと努力していると思いますか?(同上) (単位:%)
貴方が持っている“会社に対しての意見や不満”などを、会社の上層部に「知ってもらいたい」と思いますか?(会社役員・経営者以外の回答者:n=3,506) (単位:%)
貴方は“※従業員満足度調査(ES調査)”をご存知でしたか?(全体) (単位:%)
社員を対象としたアンケート調査。会社の方針や各種制度、職場、上司等に対する満足度を調査するもの。従業員の満足度の向上が、企業の生産性及び業績の向上につながるという前提から、多くの企業で取り入れられるようになった。定量化が難しい人事・組織領域において、定量的データが得られる事が大きな利点である。データを利用して定点観測をする事も出来る。制度の理解や浸透状況、問題点を把握して制度改正につなげる方法も一般的である。
現在の貴方の会社で、従業員満足度調査を受けた事(実施した事)がありますか?(全体) (単位:%)
今後(も)、「自社で、“従業員満足度調査”を実施してほしい(したい)」、(「やや実施してほしい(したい)」30.8%を含む)と回答した人は全体で65.0%。
“従業員満足度調査”を実施した際の効果について、期待したい事は何ですか?(「実施してほしい(したい)」、「やや実施して欲しい(したい)」との回答者:n=2,361) (単位:%)
調査実施先:インターワイヤード(株)