生活意識に関するアンケート調査(第34回) |
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調査結果の概要
日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第34回)」を実施した。その結果を3月の前回(第33回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感について「良くなった」が減少し、「悪くなった」が約9ポイント増加。また、現在と比べた1年後の景況感も「良くなる」が減少し、「悪くなる」が約13ポイント増加したことから、景況感は前回調査よりだいぶ悪化した。金利水準についての見方は「金利水準が低すぎる」との回答が前回調査の55.7%から53.3%へと2.4ポイント減少した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が僅かに増加したが、「ゆとりがなくなってきた」が4.9ポイント増えている事から、前回調査より引き続き悪化した。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」、「減った」とも僅かに増加した。また、支出の増減については、「増えた」が5.9ポイント増加し、「減った」が2.3ポイント減少した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が0.5ポイント減り、「かなり感じる」が1.1ポイント増えている。「少しは感じる」は僅かに減少した。日本銀行に対する関心や認知度等について尋ねると、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」については前回調査の24.8%から23.1%へと僅かに減少。また、「日本銀行は私たちの生活に関係がある」についても前回調査の72.9%から70.8%と2.1ポイント減少している。「日本銀行を信頼している」との回答は前回調査より3.1ポイント減少し、「信頼していない」との回答も1.1ポイント増加している。