2008年 GE Money「サラリーマンの小遣い調査・リポート」 |
|
|
調査結果の概要
同社が毎年実施している「サラリーマンの小遣い調査・リポート」によると、この春、お小遣いが「アップした」10.6%という人は全体で1割ほど。年代別で見ると20代で18.4%と2割近かったが、それ以外の年代では概ね10%半ばを下回り、また、年代が上がるごとに数値が下がっている。物価の上昇が生活に与える影響について尋ねると、「外食費」46.4%や「レジャーの回数」44.0%、「小遣い」43.6%を削ることでバランスを取ろうとしている様子が窺えた。お小遣いの使い道として、絶対に外せないものでは「昼食代」48.0%が1位。これに「趣味の費用」42.0%、「嗜好品代」32.2%などが続いている。家計の主導権を握っているのは全体で約6割が「自分」57.6%で、独身者が多いと思われる20代では85.6%に及ぶ。一方、30代以上では年代が上がるほど「妻・パートナー」が主導権を握っている傾向が見える。お金の事以外で不安を感じる事として、「自分の将来設計」47.4%や「老後」41.8%、「会社の将来性」27.0%などいずれも『将来』に関わる事が上位に挙げられた。年代別に見ると、20代(56.8%)と30代(54.4%)の5割以上が「自分の将来設計」に不安を抱いている。「職場の人間関係」については年代が下がるごとに不安を抱く割合が高くなり、20代では4人に1人の26.4%。また、40代では他の年代に比べて「家族とのコミュニケーション」10.4%に不安を感じている。
調査結果
- 【参考データ】
- 2008年のサラリーマンの平均小遣い額と理想の小遣い額
- <平均小遣い額>
全体平均 46,300円(100円台未満は四捨五入) 年代別 2008年
20代=51,700円
30代=40,700円
40代=44,100円
50代=48,700円未既婚別
未婚=54,000円
既婚=39,400円奥さんの就業状況
専業主婦=44,000円
共働き=34,600円子ども有無
あり=39,300円
なし=52,300円居住地域
首都圏=51,900円
関西圏=54,200円
東海圏=41,300円
その他=37,400円- <理想の平均小遣い額>
全体平均 71,600円(100円台未満は四捨五入)~現実の小遣いとの差は25,300円 年代別(差額)
20代=77,800円(26,100円)
30代=65,400円(24,700円)
40代=69,100円(25,000円)
50代=74,100円(25,400円)未既婚別
未婚=87,900円(33,900円)
既婚=57,000円(17,600円)奥さんの就業状況
専業主婦=61,000円(17,000円)
共働き=52,800円(18,200円)子ども有無
あり=57,800円(18,500円)
なし=83,500円(31,200円)居住地域
首都圏=86,100円(34,200円)
関西圏=75,200円(21,000円)
東海圏=62,300円(21,000円)
その他=56,500円(19,100円)- この春、貴方のお小遣いはどのように変化しましたか? (単位:%)
- 【参考データ】
- 1日の昼食代・1ヶ月の外食回数・1回の飲み代/平均
昼食代(円) 外食回数(回) 飲み代(円) 全体 570 3.8 4,700 20代 560 5.2 5,090 30代 560 3.6 4,160 40代 530 2.8 5,060 50代 630 3.5 4,500 - この先、物価が上昇するとしたら、貴方の生活にどのような影響があると思いますか?(全体) (単位:%)
- お小遣いの使い道として、必要不可欠なものは何ですか?(全体) (単位:%)
- 家計の主導権はどなたが握っていますか?(全体) (単位:%)
- お金の事以外で、どのような事に不安を感じていますか? (単位:%)
全体 20代 30代 40代 50代 自分の将来設計 47.4 56.8 54.4 43.2 35.2 老後 41.8 20.8 28.8 44.0 73.6 会社の将来性 27.0 29.6 32.8 27.2 18.4 身体的な問題 20.4 18.4 16.8 15.2 31.2 親の介護 20.2 12.8 15.2 24.0 28.8 職場の人間関係 18.4 26.4 20.8 20.0 6.4 子どもの教育 17.0 8.8 19.2 21.6 18.4 環境問題 11.4 12.0 11.2 10.4 12.0 精神的な問題 10.0 12.8 12.8 8.0 6.4 家族とのコミュニケーション 7.8 4.8 7.2 10.4 8.8