大学生の一人暮らしの実状と部屋探しについて(1)

  • 調査期間
  • 2007/10/12~2007/10/15
  • 調査対象
  • 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の一人暮らしをしている大学生 476人(男性242人、女性234人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

不動産総合情報サービスのアットホーム(株)では、このたび、首都圏で一人暮らしをしている大学生を対象に標記のアンケートを実施して、その結果をまとめた。それによると、現在の家賃は全体では「5万円台」26.8%が最多で、平均「6.03万円」。これを男女別で見ると、平均家賃は女子(6.28万円)の方が男子(5.78万円)より5,000円高い。建物タイプは、男子の7割以上が「賃貸アパート」71.5%、一方、女子は「賃貸マンション」48.7%と「賃貸アパート」50.4%が半々となっている。現在の間取りは約6割が「1K」(全体59.9%、男子59.9%、女子59.8%)。しかし、希望の間取りでは「1DK以上」(「1DK」28.4%+「1LDK」15.3%+「2K」5.0%+「2DK」6.5%+「2LDK以上」5.7%)」が60.9%と6割に達する(男子62.0%、女子59.8%)。居室が一部屋の場合、もっとも好ましいと思う居室タイプは「洋室(フローリング)」82.8%で、特に女子85.1%の人気が高い。居室部分の広さでは「8帖位」44.1%との回答が全体の4割を超え、平均は「8.5帖」に。現在の住まいを決める際、物件面で重視した事のトップはやはり「家賃」77.7%で、以下「学校から近い」67.4%、「間取り・広さ」57.6%の順。男女別で見ると、10ポイント以上差があるのは、「最寄り駅から近い」「日当り・通風が良い」の項目であった。また、環境面では全体、男女別いずれも「CVSが近い」と「スーパーマーケットが近い」の2つの割合が抜きん出て多かった(2に続く)。

調査結果

現在の家賃
※平均  全体:6.03万円  男子:5.78万円  女子:6.28万円
現在の建物タイプ
現在の間取り
(もし、引っ越せるとしたら)希望の間取りタイプ
(居室が一部屋の場合)最も好ましいと思う居室タイプ
居室部分の希望の広さ
※平均  全体:8.5帖  男子:8.4帖  女子:8.6帖
現在の住まいを決める際、重視した事
<物件> (単位:%)
全体男子女子
1家賃77.779.376.1
2学校から近い67.466.568.4
3間取り・広さ57.661.253.8
4最寄り駅から近い48.941.756.4
5設備39.135.143.2
6日当り・通風が良い38.032.643.6
<環境> (単位:%)
全体男子女子
1CVSが近い56.559.553.4
2スーパーマーケットが近い56.353.359.4
3公共施設(市役所・郵便局等)が近い11.810.712.8
4ドラッグストアが近い10.910.711.1
5病院が近い8.06.29.8
6レンタルビデオ・CDが近い7.18.36.0
2に続く
調査実施先:アットホーム(株)