生活意識に関するアンケート調査(第31回) |
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調査結果の概要
日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第31回)を実施した。その結果を6月の前回(第30回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感について「良くなった」が減少し、「悪くなった」がおよそ10ポイント増加。また、現在と比べた1年後の景況感も「良くなる」が減少し、「悪くなる」が増加した事から、景況感は前回調査より悪化した。金利水準についての見方は「金利水準が低すぎる」との回答が前回調査の60.7%から57.2%へと僅かに減少した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が僅かに減少し、「ゆとりがなくなってきた」が6.2ポイント増えている事から、前回調査より悪化した。1年前と比べた収入の増減については、「増えた」が僅かに減少し、「減った」が4.8ポイント増えた。また、支出の増減については、「増えた」が増加し、「減った」が減少した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が減少した一方、「少し感じる」が増加した。日本銀行に対する関心や認知度等について尋ねると、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」25.8%、「日本銀行は私たちの生活に関係がある」70.4%との回答はほぼ前回調査並みとなり、「日本銀行を信頼している」との回答は前回調査より0.5ポイント増え、「信頼していない」との回答は0.8ポイント減少し、信頼度が増している結果となった。