電通消費実感調査(2007年8月)

  • 調査期間
  • 2007/08/16~2007/08/26
  • 調査対象
  • 東京30km圏の学生を除く18歳~69歳の男女 649人
  • 調査方法
  • 訪問面接法

調査結果の概要

(株)電通は「電通消費実感調査(2007年8月度)」を発表した。その結果を見ると、景気の見通しは「良くなる」と考えている人が22.3%と、半年前の2007年2月(以降、半年前と称する)より4.1ポイント低下、一方、「悪くなる」は9ポイント増加しており、今後の景気見通しはやや後退している。18歳から59歳の人を対象に、現状で雇用不安を感じている人は46.4%と、半年前より0.5ポイント微増。世帯収入の見通しは「増える」が22.1%と半年前より0.5ポイント減少、「減る」が20.1%と、0.7ポイント増加している。今後1年位を考えた時の自分の暮らし向き予想について、「良くなる」が半年前の17.0%から19.3%へと増えているものの、「悪くなる」も18.2%から22.5%へと増加している。1年前と比べた支出の引き締めは「引き締めていない」が半年前の35.0%から32.7%へと減少、「引き締めている」が27.5%から30.2%へと増え、支出意欲は低下している。日常の消費行動に目を向けると、食費について、「費用は惜しまない」という積極派は42.2%と、半年前(36.7%)より5.5ポイント増加している。ファッションに対する支出意欲を見ると「お金は惜しまない」積極派は24.2%と、半年前の22.0%から2.2ポイント増え、「支出を抑える」抑制派は49.0%から45.5%へと減少し、支出意欲は改善している。しかし、レジャーへの支出意欲は、積極派は43.3%から41.8%へと1.5ポイント減少し、抑制派は26.2%から30.0%へと増え、支出意欲は低下している。

調査結果

景気見通し (単位:%)
雇用不安(18歳~59歳) (単位:%)
世帯収入の見通し(18歳~59歳) (単位:%)
暮らし向き予想 (単位:%)
現在の支出の引き締め(1年前との比較) (単位:%)
日常の消費行動
<食費> (単位:%)
今後の購買・レジャー意識
<ファッション支出意欲> (単位:%)
<レジャー支出意欲> (単位:%)
調査実施先:(株)電通