電通消費実感調査(2007年6月度)

  • 調査期間
  • 2007/06/14~2007/06/24
  • 調査対象
  • 東京30km圏の学生を除く18歳~69歳の男女 649人
  • 調査方法
  • 訪問面接法

調査結果の概要

(株)電通が発表した「電通消費実感調査(2007年6月度)」によると、景気の見通しは「良くなる」が26.8%と、半年前の2006年12月(以降、半年前と称する)より0.1ポイント上昇している。雇用不安については半年前より「感じている」が48.5%から41.1%へと減少し、「感じていない」が41.1%から49.1%とおよそ半数に増加しており、不安感はかなり改善したと言える。18歳から59歳の回答者の世帯収入の見通しは「増える」が25.7%と、半年前より0.3ポイント微増、「減る」は0.6ポイント減少して16.7%。ほんの僅かだが半年前より改善の様子。今後1年ぐらいを考えた時の自分の暮らし向き予想について「良くなる」22.8%が半年前(18.4%)より4.4ポイント、1年前(17.7%)より5.1ポイント増えて改善している。1年前と比べた支出の引き締めは「引き締めていない」が31.6%と、半年前より5.1ポイント減少して31.0%と、半年前より5.1ポイント増加、一方、「引き締めている」は5ポイント減少して31.0%と、支出意欲は上昇している。日常の消費行動に目を向けると…食費について、「費用を惜しまない」という積極派は37.1%と、半年前(37.4%)より僅かに減少、しかし、倹約派も僅かに減少している。ファッションに対する支出意欲を見ると「お金は惜しまない」積極派は1.9ポイント増えて21.0%、「支出を抑える」抑制派は0.5ポイント減って47.6%と僅かに支出意欲は改善している。反対に、レジャーへの支出意欲は積極派が半年前(41.6%)より2.6ポイント減少、抑制派は3.5ポイント増加して32.8%と、支出意欲は幾分低下している。

調査結果

景気見通し (単位:%)
雇用不安(18歳~59歳) (単位:%)
世帯収入の見通し(18歳~59歳) (単位:%)
暮らし向き予想 (単位:%)
現在の支出の引き締め(1年前との比較) (単位:%)
日常の消費行動
<食費> (単位:%)
今後の購買・レジャー意識
<ファッション支出意欲> (単位:%)
<レジャー支出意欲> (単位:%)
調査実施先:(株)電通