電通消費実感調査(2007年4月度)

  • 調査期間
  • 2007/04/05~2007/04/15
  • 調査対象
  • 東京30km圏の学生を除く18歳~69歳の男女 655人
  • 調査方法
  • 訪問面接法

調査結果の概要

(株)電通による4月度の消費実感調査によると、景気の見通しについては「良くなる」が33.3%と、半年前の2006年10月(以降、半年前と称する)より4.3ポイント上昇している。雇用不安を見ると、半年前より「感じている」が45.0%から44.3%へと減少し、「感じていない」が45.8%から48.9%へと増え、不安感はやや改善。18歳から59歳の回答者の今後の世帯収入増減の見通しは「増える」が30.6%と、半年前より4.7ポイント増えて3割を超えた(尚、これは97年4月の33.8%以来、10年ぶりとの事)。今後1年ぐらいを考えた時の自分の暮らし向き予想について「良くなる」25.8%が半年前(18.6%)より7.2ポイント、1年前(15.8%)より10ポイント増加し、大きく改善した。1年前と比較した支出は「引き締めていない」34.5%が半年前とあまり変わらない一方、「引き締めている」31.5%は3.7ポイント増えている。食費について「費用を惜しまない」という積極派は40.2%と、半年前(40.0%)より微増、しかし、倹約派も22.2%から24.1%と増えている。ファッションに対する支出意欲を見ると、「お金は惜しまない」積極派が2.9ポイント増えていて24.1%、「支出を抑える」抑制派は0.1ポイント減って47.3%と支出意欲は僅かであるが改善している。また、レジャーへの支出意欲も積極派が47.0%と、半年前(42.3%)よりも4.7ポイント増加して改善が見られた。

調査結果

景気見通し (単位:%)
雇用不安(18歳~59歳) (単位:%)
世帯収入の見通し(18歳~59歳) (単位:%)
暮らし向き予想 (単位:%)
現在の支出の引き締め(1年前との比較) (単位:%)
日常の消費行動
<食費> (単位:%)
今後の購買・レジャー意識
<ファッション支出意欲> (単位:%)
<レジャー支出意欲> (単位:%)
調査実施先:(株)電通