新入社員の意識調査

  • 調査期間
  • 2007/03/下旬~2007/04/上旬
  • 調査対象
  • 全国の中堅・中小企業の新入社員 1,569人(男性1,067人、女性502人)
  • 調査方法
  • 自記式法

調査結果の概要

新入社員は、やりたい事ができそうな企業を早い時期から探している。経営コンサルタント会社「(株)タナベ経営」(大阪府)の調査でそのような傾向がわかった。調査は全国の中堅・中小企業の新入社員を対象に実施した。まず、就職活動の開始時期では、「前年1~2月」26%とする回答が最も多く、次いで「前々年10~12月」24%で、“早期スタート”傾向が強まっている。一方、最初の内定を受けた時期は「前年5~6月」26%がトップ。更に詳しく見ると、「前年4月以前(「1~2月」6%+「3~4月」16%)」が22%で、“早期スタート”に応じた“早期決着”傾向と言える。会社の情報を得るのに役立ったものは「インターネット」64%が突出して多く、「先生・先輩・友人からの情報」35%、「訪問時の印象」10%、「採用担当者の話」10%が続く。就職する会社を決めた理由としては「やりたい事ができそう」35%、「職場の雰囲気」24%、「採用担当者の人柄」18%等が上位に挙げられた。新入社員が働くにあたって関心のある事・気になる事を聞くと、2人に1人が「仕事についていけるか」51%を心配しており、これに「職場の人間関係」45%、「会社の将来、自分の将来」25%が続いている。この1年間の“仕事”と“プライベート”の優先順位~バランスをどう取るかについては、「仕事とプライベートは同等」が47%と半数近くを占め、また、将来的に目指す道では「ゼネラルマネージャー(幹部・管理職)」42%より「プロのプレイヤー(専門職)」52%が10ポイント勝っている。

調査結果

就職活動の開始時期(2007年度) (単位:%)
最初の内定を受けた時期(2007年度) (単位:%)
会社の情報を得るのに役立ったのは?(2007年度) (単位:%)
就職する会社を決めた理由(2007年度) (単位:%)
働くにあたって関心のある事・気になる事は何ですか?(2007年度) (単位:%)
この1年“仕事”と“プライベート”のどちらを優先させたいですか?(2007年度) (単位:%)
将来的に目指すのは、“ゼネラルマネージャー(幹部・管理職)”と“プロのプレイヤー(専門職)”のどちらですか?(2007年度) (単位:%)
調査実施先:(株)タナベ経営