新入生・親子アンケート |
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調査結果の概要
この4月に東洋大学に入学した大学生とその保護者の半数は、ゆとり教育を評価―そのような結果が同大学のアンケートで明らかになった。03年4月導入のゆとり教育を受けた第2期生に該当する新入生は、高校3年間の授業・学校生活を「受験対策など入試に役立つ授業がたくさんあった」31.7%、「授業以外の自由な時間が多かった」30.0%など、概ね好意的に受け止めており、半数以上がゆとり教育を「良かった」54.7%と回答(保護者では「良くなかった」48.2%が僅かに上回った)。“土曜授業実施”が検討されている事に対しては、新入生の54.8%が反対、一方、当然のように土曜日授業が行われていた世代の保護者は、自身と比較して昨今の学生の“勉強不足”を痛感してか賛成が87.1%に及んだ。将来の仕事選択について尋ねると、新入生・保護者ともに「やりがい」「仕事内容」「給料」が上位3位を占めた。半面、「ブランド(社会的評価)」については、新入生の評価が高く(保護者の数値は6.1%)、「社会貢献性」に関しては保護者、特に父親の回答が多かった。大学生活において、新入生が親から欲しい助言/親が子供(新入生)に必要だと思う助言は…“お金に困ったら相談したい”新入生と“そんなにあてにならないよ!”という保護者のやり取りが浮かぶ痛快な?結果が。双方の1位は「就職や進路」だった。また、自立に関する問いでも「就職する時」でほぼ両者が一致。経済的、精神的とさまざまな自立があるが、おそらくここが“親子の関係性”のターニングポイントではなかろうか?
調査結果
全体 男性 女性 1 やりがい 72.5 70.6 75.9 2 仕事内容 70.7 68.4 74.8 3 給料 65.9 68.2 61.8 4 社会貢献性 17.8 15.3 22.2 5 ブランド(社会的評価) 17.5 19.6 13.6 - <保護者> (単位:%)
全体 男性 女性 1 やりがい 76.3 70.0 78.1 2 仕事内容 53.7 47.4 55.5 3 給料 31.0 29.6 31.4 4 社会貢献性 28.1 29.1 27.8 5 福利厚生 19.6 13.6 21.3 - 大学生活において、どのような事柄に親からの助言が必要だと思いますか?
<新入生> (単位:%) - <保護者> (単位:%)
- いつ頃、親から自立したい/自立して欲しいと思いますか? (単位:%)
- ※1.保護者の回答は、既に子どもが自立していると思う時
※2.保護者の回答は、子供が自立しようと思った時