高校生の意欲に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2006/10~2006/12
  • 調査対象
  • 日本(12校)1,461人、アメリカ(14校)1,271人、中国(18校)1,763人、韓国(21校)1,181人
  • 調査方法
  • 集団質問紙法

調査結果の概要

(1より)<多少退屈でも平穏な生涯を送りたい>について、「とてもそう思う」との回答が最も多かったのは日本で、米国の回答の2倍以上の数値で、また、<暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい>の回答(日:42.9%、韓:21.6%、中:17.8%、米:13.8%)や<高い社会的地位に就く>の回答(米:38.2%、中:36.2%、韓:27.3%、日:14.1%)、<お金持ちになる>の回答(中:61.7%、米:54.4%、韓:44.0%、日:33.7%)を見ても、日本の高校生の“平穏な生涯を送りたい”という傾向が窺える(<その日その日を楽しく暮らす>では、米:85.2%に対し、日:65.9%。<たくさんの友達を持つ>は、中:72.6%、米:70.9%に対し、日:68.0%という結果であったが)。職業選択の際に、<収入>を「とても重要」と考えているのは米国の高校生が60.0%と最も多く、これに日本の高校生(48.8%)が続いている。また、<社会貢献の重要性>を最も抱いているのも米国の高校生であった。

調査結果

貴方の考え方に近いものは?
<多少退屈でも平穏な生涯を送りたい> (単位:%)
<暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい> (単位:%)
貴方はこれからの人生をどのような目標を持って生きたいですか?
<高い社会的地位に就く> (単位:%)
<お金持ちになる> (単位:%)
貴方はこれからの人生をどのような目標を持って生きたいですか?
<その日その日を楽しく暮らす> (単位:%)
<たくさんの友達を持つ> (単位:%)
職業選択の際に、次の事をどのくらい重要視しますか?
<収入> (単位:%)
<社会貢献> (単位:%)
調査実施先:(財)日本青少年研究所