電通消費実感調査(2007年2月度)

  • 調査期間
  • 2007/02/08~2007/02/18
  • 調査対象
  • 東京30km圏の学生を除く18歳~69歳の男女637人
  • 調査方法
  • 訪問面接法

調査結果の概要

学生を除く、東京30km圏内に居住する18歳~69歳の男女を対象に消費実感調査を実施した。景気の現状に対する認識では「良い」が15.5%となり、半年前の2006年8月(以降、半年前と称する)より6ポイント減少し、現状の景気を見る目はやや厳しくなっている。一方、見通しについても「良くなる」が26.4%と、半年前(31.6%)より5.2ポイント下がっている。雇用不安について半年前の数値と比べると、半年前では「感じていない」49.8%が「感じている」42.8%を上回っていたが、今回調査では僅かだが「感じている」45.9%が「感じていない」44.8%を上回っている。18歳~59歳の人を対象に今後の世帯収入増減の見通しを見ると、「増える」が22.6%と半年前(25.1%)より悪化した。1年前と比べた自分の暮らし向きについての評価は「苦しくなった」が22.3%と半年前(27.3%)より改善。今後については「良くなる」が17.0%と半年前(19.7%)より2.7ポイント低下、一方「悪くなる」18.2%の割合は0.5ポイント増えている。1年前と比べて支出を「引き締めていない」人は半年前(32.1%)より約3ポイント増えて35.0%となり、また、「引き締めている」25.7%も半年前(31.6%)から4.1ポイント減少するなど、支出意識は大きく改善した。現在欲しいと思っている商品や利用したいサービス~男性は「車」、女性は「テレビ」を挙げ、いずれも次位以下を大きく引き離している。

調査結果

景気認識 (単位:%)
景気見通し (単位:%)
雇用不安(18歳~59歳) (単位:%)
世帯収入の見通し(18歳~59歳) (単位:%)
暮らし向き評価(1年前との比較) (単位:%)
今後の暮らし向き予想 (単位:%)
現在の支出の引き締め (単位:%)
現在欲しいと思っている商品や利用したいサービス(単位:人)
男性女性
161テレビ41
2テレビ39住宅・土地22
3PC(関連機器も)37国内・海外旅行19
4住宅・土地1816
国内・海外旅行1816
調査実施先:(株)電通