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世論調査「個人情報保護」 |
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調査結果の概要
全国の20歳以上の男女を対象にした個人情報保護に関する世論調査によると、個人情報保護問題に「関心がある(「まあ関心がある」40.6%含む)とする者の割合は73.5%、男性で71.9%、女性で74.9%であった。2年前に施行された個人情報保護法を「知っている」とする者の割合は79.9%で、性別で見ると大きな差異は見られなかった。安全管理が不充分のため、自分の個人情報が漏れるのではないか?という不安を「感じる(「強く感じる」29.3%+「ある程度感じる」41.9%)」とする者の割合は71.2%で、男性68.4%より女性73.6%で多い。他人に知られたくない個人情報を挙げてもらうと「銀行口座番号、クレジットカード番号、取引履歴」の割合が最も多く88.7%。自治会や同窓会等の名簿に、名前や住所などを掲載される事を拒否した事があるか?を聞くと「ある」とする者が10.6%、「ない」とする者が89.4%で、性別で見ると大きな差異は見られない。個人情報の利活用はサービス向上につながる一方、個人情報漏洩の恐れもあるが、民間事業者に提供してサービスを受ける事をどう考えているか?6割の者が「より良いサービスを受けたいが、提供は信頼できる事業者かを見極めた上で慎重に行う」59.5%と回答。個人情報の取扱に特に気をつけてほしい分野では「銀行、消費者金融、クレジット会社、保険会社等の金融信用関連分野」を挙げた者の割合が最も高く87.5%であった。