第10回 現代人の空気感調査〈夫婦の空気に関する調査〉 |
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調査結果の概要
首都圏及び関西圏居住の団塊世代層となる熟年夫婦と団塊ジュニア世代層となる新米夫婦を対象に空気の感じ方をテーマにアンケート調査を行った。それによると、夫婦だけで過ごす時間は熟年夫婦では「増えている(「やや増えている」25.0%含む)」が59.0%で、「憂鬱(「やや憂鬱」31.5%)」38.5%という声が4割も。一方、新米夫婦の場合、「増えている(「やや増えている」13.0%含む)」28.5%で、「嬉しい(「やや嬉しい」41.0%含む)」が94.5%に達した。配偶者と一緒にいる時の体感温度は、新米夫婦は「上がる事が多い」が90.0%に対し、熟年夫婦では68.0%(「下がる事が多い」32.0%が3割に及ぶ)。体感温度が上下する理由の第一位は熟年夫婦、新米夫婦ともに「安らげる」であった。夫婦で居間にいる時のエアコン温度調節の決定権を持つのはどちら?“男性”は「どちらかと言えば配偶者」、“女性”は「どちらかと言えば自分」との回答割合が多かった。そして、温度調整の事でしょちゅうもめるケースは少ない(「たまにはある」が新米夫婦の男性を除いて3割程度)模様。もし、好みの設定温度でもめた場合、熟年夫婦も新米夫婦も「相手の好みに合わせる」が最も多かったが、新米夫婦の「自分の好みを押し通す」の多さが目を引く。夫婦で居間に一緒にいる時間が増えた時に起きそうな問題としては「問題は起きない」が最も多く、2番目も「エアコンが効き過ぎる状態が増える」が共通している。
調査結果
- 夫婦で居間にいる時のエアコン温度調節の決定権 (単位:%)
- 温度調整でもめる事の有無 (単位:%)
- 好みの設定温度が異なる時の対処方法(「もめる事がある」回答者)(単位:%)
団塊世代層(熟年夫婦) 団塊Jr世代層(新米夫婦) 1 相手の好みに合わせる 40.8 相手の好みに合わせる 35.1 2 どちらかが別の部屋に行く 22.5 自分の好みを押し通す 26.3 3 自分の好みを押し通す 12.7 厚着をする 12.3 4 湿度を調整して、温度差をカバー 7.0 薄着になる 10.5 5 薄着になる 7.0 湿度を調整して、温度差をカバー 8.8 - 夫婦で居間に一緒にいる時間が増えた時に起きそうな問題(単位:%)
団塊世代層(熟年夫婦) 団塊Jr世代層(新米夫婦) 1 問題は起きない 48.5 問題は起きない 42.0 2 エアコンが効き過ぎる状態が増える 18.5 エアコンが効き過ぎる状態が増える 21.5 3 たばこで空気が汚れる 14.0 空気がよどむ 18.0 4 チリや埃が増える 13.5 乾燥する 16.5 5 空気がよどむ 9.5 チリや埃が増える 16.0