第10回 現代人の空気感調査〈夫婦の空気に関する調査〉

  • 調査期間
  • 2007/01/12~2007/01/15
  • 調査対象
  • 首都圏及び関西圏居住の団塊世代層と団塊ジュニア世代層の既婚男女400人(男女各層50人、尚、男女は夫婦ではない)
  • 調査方法
  • Web調査

調査結果の概要

首都圏及び関西圏居住の団塊世代層となる熟年夫婦と団塊ジュニア世代層となる新米夫婦を対象に空気の感じ方をテーマにアンケート調査を行った。それによると、夫婦だけで過ごす時間は熟年夫婦では「増えている(「やや増えている」25.0%含む)」が59.0%で、「憂鬱(「やや憂鬱」31.5%)」38.5%という声が4割も。一方、新米夫婦の場合、「増えている(「やや増えている」13.0%含む)」28.5%で、「嬉しい(「やや嬉しい」41.0%含む)」が94.5%に達した。配偶者と一緒にいる時の体感温度は、新米夫婦は「上がる事が多い」が90.0%に対し、熟年夫婦では68.0%(「下がる事が多い」32.0%が3割に及ぶ)。体感温度が上下する理由の第一位は熟年夫婦、新米夫婦ともに「安らげる」であった。夫婦で居間にいる時のエアコン温度調節の決定権を持つのはどちら?“男性”は「どちらかと言えば配偶者」、“女性”は「どちらかと言えば自分」との回答割合が多かった。そして、温度調整の事でしょちゅうもめるケースは少ない(「たまにはある」が新米夫婦の男性を除いて3割程度)模様。もし、好みの設定温度でもめた場合、熟年夫婦も新米夫婦も「相手の好みに合わせる」が最も多かったが、新米夫婦の「自分の好みを押し通す」の多さが目を引く。夫婦で居間に一緒にいる時間が増えた時に起きそうな問題としては「問題は起きない」が最も多く、2番目も「エアコンが効き過ぎる状態が増える」が共通している。

調査結果

夫婦だけで過ごす時間の増減傾向  (単位:%)
夫婦だけで過ごす時間が増える事への考え  (単位:%)
配偶者と一緒にいる時の(※)体感温度  (単位:%)
体感温度があがったり下がったりする理由(単位:%)
団塊世代層(熟年夫婦)団塊Jr世代層(新米夫婦)
1安らげる40.0安らげる63.0
2手助けが得られて助かる30.0会話が弾んで楽しい46.5
3二人でお酒や食事を楽しむ27.5二人でお酒や食事を楽しむ40.0
4自分の自由時間が減る26.5充実感が増す33.0
5会話が弾んで楽しい21.0共通の趣味や話題で盛り上がる30.5
共通の趣味や話題で盛り上がる21.0ラブラブな気分が増す30.5
夫婦で居間にいる時のエアコン温度調節の決定権  (単位:%)
温度調整でもめる事の有無  (単位:%)
好みの設定温度が異なる時の対処方法(「もめる事がある」回答者)(単位:%)
団塊世代層(熟年夫婦)団塊Jr世代層(新米夫婦)
1相手の好みに合わせる40.8相手の好みに合わせる35.1
2どちらかが別の部屋に行く22.5自分の好みを押し通す26.3
3自分の好みを押し通す12.7厚着をする12.3
4湿度を調整して、温度差をカバー7.0薄着になる10.5
5薄着になる7.0湿度を調整して、温度差をカバー8.8
夫婦で居間に一緒にいる時間が増えた時に起きそうな問題(単位:%)
団塊世代層(熟年夫婦)団塊Jr世代層(新米夫婦)
1問題は起きない48.5問題は起きない42.0
2エアコンが効き過ぎる状態が増える18.5エアコンが効き過ぎる状態が増える21.5
3たばこで空気が汚れる14.0空気がよどむ18.0
4チリや埃が増える13.5乾燥する16.5
5空気がよどむ9.5チリや埃が増える16.0
調査実施先:ダイキン工業(株)