生活意識に関するアンケート調査(第28回)

  • 調査期間
  • 2006/11/21~2006/12/11
  • 調査対象
  • 全国の満20歳以上の男女4,000人(有効回答者数1,784人)
  • 調査方法
  • 郵送法

調査結果の概要

全国の満20歳以上の男女を対象に生活意識についてアンケート調査を実施した。前回の9月の数値と比べると・・・1年前と比較した現在の景況感は「良くなった」が僅かに減少し、「悪くなった」が微増。また、1年後の景況感では「良くなる」が3.5ポイント減り、「悪くなる」が2ポイント増加。景気判断の根拠について最も多かった回答は前回同様「自分や家族の収入の状況から」だった。現在の暮らし向きは「ゆとりがなくなってきた」が僅かに増加の一方、「ゆとりが出てきた」との回答も0.6ポイント増えている。1年前と比べた現在の収入については、その実績は若干好転している(「増えた」が9月では8.9%。今回12月では9.3%へと微増)。他方、支出の増減では「増えた」との回答が減少し、「減った」が僅かに増加している。勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安に関しては「かなり感じる」が減少したが、「少し感じる」との回答は増えている。日本銀行に対する関心や認知度について尋ねると、“日本銀行の活動に日頃から関心がある”との回答は減少して2割台半ばとなったほか、“日本銀行は私達の生活に関係がある”との回答も減少し7割台前半となった。しかし、“日本銀行を信頼している”とする回答が前回9月の41.4%から44.0%と4割台半ばへと上昇した。

調査結果

☆本調査を要約・編集にあたり、「日本銀行」の著作物をもとに、当社の責任において変更を加え、転載した。尚、最近のアンケート調査環境の変化を踏まえ、前回の第27回調査から【郵送方式】による調査に切り替えている。
1年前と比べた現在の景況感 (単位:%)
現在と比べた1年後の景況感 (単位:%)
景気判断の根拠(2つまでの複数回答) (単位:%)
現在の暮らし向き (単位:%)
1年前と比べた現在の収入 (単位:%)
1年前と比べた現在の支出 (単位:%)
勤め先での雇用・処遇についての不安(勤労者) (単位:%)
日本銀行に対する関心や認知度、評価 (単位:%)
調査実施先:日本銀行