「理想のボス」有名人・著名人アンケート2006

  • 調査期間
  • 2006/08/下~2006/10/上
  • 調査対象
  • 応募の3,267人(男性1,687人、女性1,580人)
  • 調査方法
  • ハガキ(応募)

調査結果の概要

1958年、ある1人の父親思いの娘が、会社を経営していた父のために、経営者と部下の関係を円滑にする日として提唱したことを発端に、アメリカで設立されたボスの日(ボスデー)。ボスの日は、上司に対する不満を忘れ、日頃の激務に対するボスに、その労をねぎらい感謝する日です。日本でも、1988年より、百貨店などでボスの日コーナーがつくられ、知られるようになりました。

調査結果

理想のボスにふさわしい著名人・有名人〈総合〉 (単位:票)
1渡  哲也428
2星野 仙一255
3王  貞治238
4石原 裕次郎138
5小泉 純一郎131
6石原 慎太郎130
7イビチャ・オシム80
8所 ジョージ68
9高倉 健64
10安倍 晋三52
理想のボスにふさわしい著名人・有名人〈男性回答者〉 (単位:票)
1星野 仙一168
2渡  哲也147
3王  貞治128
4小泉 純一郎86
5石原 裕次郎80
6石原 慎太郎79
7イビチャ・オシム53
8小沢 一郎40
9高倉 健34
10安倍 晋三33
理想のボスにふさわしい著名人・有名人〈女性回答者〉 (単位:票)
1渡  哲也281
2王  貞治110
3星野 仙一87
4石原 裕次郎58
5石原 慎太郎51
6小泉 純一郎45
7所 ジョージ44
8佐藤 浩市34
9高倉 健30
10北野 武29
 男女別の上位10人の顔ぶれを見てみると、上位6人まで同じ顔ぶれがランクインしています。この傾向は昨年と似ており、しかも上位5人の顔ぶれは昨年と今年も一緒です。注目の新総理大臣の安倍晋三は男性及び総合の10位に入りました。小沢一郎は今回総合ベストテンには入っていませんが、男性が選んだ8位に入っています。
 「理想のボス」として挙げた理由も、男女で多少の違いがみられます。男性は、現実的に上司と部下の関係として捉え、自分の仕事面での成長をサポートし、あたたかく見守っていく人物を選び、「人それぞれの長所を伸ばしてくれそう」「部下の意見も聞き入れてくれそう」などの理由が挙がっています。一方女性は、昨年同様、「話しが面白そう」「格好よく、やさしそう」「紳士」など、憧れ的な要素も含んだ選択理由が多く見られます。
 しかし今年の傾向として、女性による上位6名に関する選択理由の中に、「よいアドバイスをしてくれそう」「部下を伸ばしそう」など、男性の選択理由と同じ意見が昨年より目立ちました。実際に仕事を一緒にするという関係の視点から選んで「仕事」意識の高い女性が増えている結果といえます。
 ビジネスシーンでボスとして部下を統率し、常に一緒に、更なる前身を求め続ける「AIM HIGH」の人物像。そのイメージを、今回選ばれた著名人、有名人は体現していると言えます。
 全体的に、各方面で活躍されている時の人で、メディア露出度の高い人物が上位を占める結果となり、昨年同様、今年も時代を反映するアンケート結果となりました。
調査実施先:(株)ザ・パブリックアフェアーズ/パーカー