20・30歳代の生活に関する意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2006/03/02~2006/03/27
  • 調査対象
  • 全国の満20歳~39歳の男女1,439人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

(1より)既婚者に夫婦間の会話・コミュニケーションを尋ねると、男女の認識に大差はなく、6割半ば~7割の世帯が“合格点(「充分」+「まあ充分」の割合~男性:70.2%、女性:64.5%)”。次に現在の夫婦の家事分担について、専業主婦世帯では「妻が殆ど」との回答割合は、男性が49.1%、女性が69.7%、「夫婦平等」は男性で8.6%、女性は2.4%だった。共働き世帯でも男性の42.0%、女性の55.6%が「妻が殆ど」と回答している。「夫婦平等」とする回答は男性が15.9%、女性が6.7%とそれ程多くはないが、専業主婦世帯に比べると上昇している。「妻が殆ど」の割合は女性が男性を大きく上回っており、家事分担の現状認識は男女間でかなりのギャップがある。正規就労者に尋ねた。仕事を終えてから寝るまでの過ごし方として多いものは?単身者は自宅でひとりの時間を過ごす傾向が見られ、「テレビ・ビデオ」(男性:62.6%、女性:63.9%)がトップ。一方、既婚者では家族中心となるためか、男性の1位「テレビ.・ビデオ」63.1%と次位「家族団欒」62.8%が拮抗しており、女性の7割は「家事」73.9%を挙げている。休日の過ごし方~単身者の男性はやはり?「テレビ・ビデオ」42.7%が最も多い(既婚者でも37.5%で3番目であった)。女性の1位は「ショッピング」61.9%だった。既婚者は家族と過ごす時間が多くなり、男性の半数以上が「家族団欒」55.0%を挙げ、女性では男性以上に家族との時間のウェートが多く、1位「家事」65.2%、2位「家族団欒」、「子供の面倒」同39.1%と“家族中心”が明らかになった。

調査結果

夫婦間の会話・コミュニケーション(既婚者) (単位:%)
現在の夫婦の家事分担(既婚者) (単位:%)
仕事を終えてから寝るまでの過ごし方トップ3(正規就労者)
〈単身者男性〉 (単位:%)
〈既婚者男性〉 (単位:%)
〈単身者女性〉 (単位:%)
〈既婚者女性〉 (単位:%)
仕事のある日に「テレビ・ビデオ」を一緒に見る人(正規就労者)〈参考データ〉 (単位:%)
配偶者子供自分ひとり親・兄弟姉妹
単身者男性0081.821.2
既婚者男性73.842.633.71.5
単身者女性0057.451.1
既婚者女性63.239.534.22.6
休日の過ごし方トップ3(正規就労者)〈単身者男性〉 (単位:%)
〈既婚者男性〉 (単位:%)
〈単身者女性〉 (単位:%)
〈既婚者女性〉 (単位:%)
調査実施先:(株)明治安田生活福祉研究所