次世代リーダーの選抜方育成に関する実態調査

  • 調査期間
  • 2006/01/30~2006/03/15
  • 調査対象
  • 従業員300人以上の企業383社
  • 調査方法
  • 郵送配布・回収法

調査結果の概要

企業の人的資源開発領域における“次世代リーダーの選抜型育成”という活動に焦点を当てて、企業の取り組みの実態を明らかにするためにアンケート調査を実施した。次世代リーダーの選抜型教育の実施状況を見ると、回答を寄せた企業のうち、62.1%が行なっていないと回答、理由で最も割合が多かったのは「他に優先すべき課題がある」31.9%であった。そして、人材開発領域における現在の重点課題として「ミドルマネジメントの育成」63.0%、「若手・中堅社員の育成」61.3%、「現場リーダーの育成」53.8%などを挙げている。今度は、次世代リーダーの選抜型育成を実施している企業をみると~育成対象者に期待している将来の役割では「職能部門トップ(担当役員/職能部門長)」61.8%が1位で、「事業経営者(事業部長)」54.2%、「企業経営者」40.3%が続く。次世代リーダーの選抜型育成の対象は「課長クラス」61.1%で、「40代前半」53.5%の人物というケースが最多で、「過去の人事評価」59.0%や「論文審査」13.2%、「人的アセスメントツール」12.5%等で選ばれる。そして、行なわれている教育内容・手段は「経営管理知識の教育」83.3%、「リーダーシップ研修」79.2%、「自社事業戦略の策定・提言」66.7%などが上位に挙げられた。

調査結果

次世代リーダーの選抜型教育を実施していますか?(全体) (単位:%)
選抜型教育を行なっていない理由は?(行なっていない企業) (単位:%)
人材開発領域における現在の重点課題は何ですか?(行なっていない企業) (単位:%)
次世代リーダー育成対象者に期待している将来の役割は?(行なっている企業) (単位:%)
次世代リーダーの選抜型教育の選抜対象としている階層は?(行なっている企業) (単位:%)
次世代リーダーの選抜型育成の選抜対象としている年齢は?(行なっている企業) (単位:%)
次世代リーダーの選抜型育成の対象者選抜方法(行なっている企業) (単位:%)
実施している教育内容・手段(行なっている企業) (単位:%)
調査実施先:学校法人産業能率大学 綜合研究所 ソリューションシステム開発部