新入生・親子アンケート |
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調査結果の概要
この4月に入学した新入生と入学式に来場した父母等を対象に、新しい大学生活を迎えるにあたり、どのような意識を持っているのか?をアンケートしたところ、“ゆとり教育”については、新入生、保護者ともに約7割が「他の世代と比べ損」(新:25.1%、保:25.7%)、「制度として間違い」(新:38.4%、保:44.4%)と回答。しかし、世間では悪評が高いが、新入生の35.5%、保護者の28.2%が肯定感を。将来、就職を考える時に重視する条件、環境の回答を見ると、保護者より新入生の方が「終身雇用・年功序列のようなより安定した組織体系」を望む傾向がある。意識の差が大きかったのは「金銭面」(新:79.0%、保:51.6%)と「社会貢献」(新:29.3%、保:45.2%)であった。これらの社会のあり方として、一番近い考えでは「其々の身の丈に合った努力が報われ、安心して暮らせる社会であって欲しい」(新:60.0%、保:68.4%)で、自分のペースの中で、地に足が着いた生き方を望む姿が伺える。親子のコミュニケーション~進路や将来を話し合うのは「母親」が優勢。保護者は「両親」と53.6%と話し合っているつもりでも、新入生は「母親と」41.4%、または「どちらともあまり話し合わない」13.1%と思っている。大学生活で力を入れて取り組みたい事第1位は「勉強(新:81.2%、保:89.8%)で、近年よく聞く“真面目な大学生”の姿が垣間見え、その事を裏付けるように、大学とは、専門知識を身に付け(新:37.2%、保:51.5%)、教養・モラルを身に付ける(新:32.5%、保頃38.2%)と考えている新入生、保護者の声が多かった。