第一生命経済研究所 同棲とプロポーズに関する調査

  • 調査期間
  • 2006/01
  • 調査対象
  • 全国に居住する30代~60代の既婚男女769人
  • 調査方法
  • 質問紙郵送調査法

調査結果の概要

全国の30代から60代の既婚男女を対象に標記についてのアンケート調査を実施した結果、同棲経験は全体では12.5%。年代別では30代が最も多く、5人に1人の割合21.1%であった。同棲した理由は「好きだからとにかく一緒にいたいと思った」41.7%が突出して多く、「相手との相性を確かめたかった」6.3%のように結婚を意識した相性確認の目的は少ない。72.6%もの回答者が同棲相手と結婚しており、同棲経験が結婚生活に与えた影響として「結婚後への自信につながった」39.1%を挙げる声が多い。同棲経験のない人で「同棲したいと思った事がある」という人は全体で2割未満(18.3%)。性別では女性(14.9%)よりも男性(21.9%)の方が同棲願望は強い。同棲したくてもできなかった理由として一番多かったのは「自分や相手が親と同居だった」38.2%で、男性は36.6%、女性は40.4%の割合であった。プロポーズの実態を見ると、全体の4分の3は「夫の方から」74.3%で、「妻の方から」は僅か1.8%。また、明確なプロポーズは「どちらからもせず、何となく結婚した」20.2%の人が2割ほどいる。現在の配偶者と結婚するまでの交際期間~全体の3分の1以上は「1年未満」で結婚している。30代や40代では「3年以上」の割合が増え、結婚までの交際期間が長期化している。

調査結果

同棲経験の有無 (単位:%)
同棲した理由(同棲経験者) (単位:%)
同棲相手と結婚しましたか?(同棲経験者) (単位:%)
同棲生活は結婚生活にどのような影響を与えましたか?(同棲して結婚した人) (単位:%)
同棲したいと思ったことはありますか?(同棲未経験者) (単位:%)
同棲しなかった/できなかった理由(同棲したいと思った人) (単位:%)
プロポーズはどちらからしましたか? (単位:%)
現在の配偶者と結婚するまでの交際期間は? (単位:%)
調査実施先:(株)第一生命経済研究所