調査結果の概要
今回の調査では、『算数・数学』が好きな教科の男女総合１位となった。昨今、理数系離れと言われているが、意外にも子供たちからは、『算数・数学』に人気が集中する結果となった。小学校低学年では「掛け算の九九を覚えるのが楽しいようです」や「九九の暗記の面白さから『算数』が大好き！といっています」、「掛け算の九九覚えをクラスで競争しているみたいです」といったコメントが多く寄せられ、“九九”を友達同士で競い合うなど、ゲーム間隔で覚えることをきっかけに、『算数・数学』の面白さに目覚める子どもたちが多いことがわかった。高学年では、「難しい問題が解けた時がうれしいようです」といった回答が多く寄せられた。『算数・数学』の問題を解いた時に、難しいパズルを解いた時と同じような達成感を感じているようだ。総合２位には、男の子から高い支持を集めて『体育』が入った。「勉強よりも体を動かすほうが好きみたいです」といったコメントや「宿題がないから、体育は好きです」といったコメントが寄せられており、机に向かって勉強する教科とは違って、思い切り体を動かせる『体育』の授業を子どもたちは、楽しみにしているようだ。女の子では、『国語』が１位となった。「小さいころから本を読むことが大好きで、国語が好きみたいです。」といった回答が多く寄せられた。また、年齢を重ねるごとに順位をあげているのが、『社会』。テレビ番組やゲームなどで馴染みのある織田信長や新撰組、三国志の登場人物などのキャラクターをきっかけに“歴史”に興味を持ちはじめている子どもたちが多いことがコメントから伺えた。
調査結果
- お子様の好きな教科は何ですか？
〈男女総合〉 （単位：％） 
- 〈男児〉 （単位：％）
- 〈女児〉 （単位：％）
- 〈６歳～７歳〉 （単位：％）
- 1,500人（６歳～12歳の男の子の保護者750人、女の子の保護者750人）13歳～15歳は、参考資料として別集計しております。180人（男の子の保護者90人、女の子の保護者90人）
- お子様の好きな教科は何ですか？
〈８歳～９歳〉 （単位：％） 
- 〈10歳～12歳〉 （単位：％）
- 〈13歳～15歳〉 （単位：％）
- ◆寄せられたコメントの一部
「算数」が好きみたいです。今、九九を習っているところですが、毎日楽しみながら覚えています。
（７歳男児の母親）
算数が好きみたいです。得意ではない様子ですが、わからない問題が解けたときがうれしいみたいです。
（６歳女児の母親）
やはり一番好きなのは、体育！なかでもドッジボールが好きで、上手くボールをとれませんが、逃げるのが専門で最後まで元気に走り回っています。
（８歳男児の母親）
社会です。なかでも三国志にとても興味があり、学校の先生もびっくりするくらい色々知っているみたいです。
（11歳男児の母親）
息子は図工が大好きです。決して上手ではないけれど、どこか愛着があってあたたかい作品ばかりです。“世界に一つしかない自分だけのものが作れる”から好きだそうです。
（６歳男児の母親）
調査実施先：（株）バンダイ
